老後のお金の不安は簡単には拭えない。だが、不安から逃げることなく立ち向かっていこう。政府の大盤振る舞いで、そこに強い味方が現れた。2024年にスタートする新NISAだ。この新制度を賢く使い倒し、お金をしたたかに増やしていこう。特集『新NISA 徹底活用』では、10月30日(月)から11月6日(月)までの全15回にわたり、その全ノウハウをお届けする。(ダイヤモンド編集部 小栗正嗣、岡田 悟)
#1 10月30日(月)配信
新NISAに向け投信コスト「引き下げ合戦」過熱!三菱と野村が火花を散らしニッセイも参戦
ノーロードインデックス投資信託の雄である三菱UFJアセットマネジメント(MUAM)に対し、国内運用業界最大手の野村アセットマネジメント(AM)が7月、業界最低の信託報酬で挑んだが、MUAMは即座に追随。野村AMは再値下げを否定するが、MUAMはさらなる値下げは可能とする。新NISAの個人投資家獲得を目指す運用業界の仁義なき競争を追う。
#2 10月30日(月)配信
野村AMトップが新NISAへ「信託報酬最安」投信投入の狙い激白!追加値下げはあるか?
7月につみたてNISA向けインデックス投資信託として「はじめてのNISA」シリーズを投入、世界株投信の信託報酬を0.05775%と業界最低水準に設定した野村アセットマネジメント。三菱UFJアセットマネジメントが即座に追随したが、先手を打って“三菱超え”の料率を設定した狙いは何か。今後さらに対抗する考えがあるのか、直撃した。
#3 10月31日(火)配信
新NISA口座争奪戦で地銀が「証券会社に引け目なし」と鼻息を荒くする理由
非課税期間が恒久化され、1人につき1金融機関でしか開設できない新NISA口座。証券各社が口座獲得に血眼と思いきや、むしろ盛り上がっているのは地方銀行だった。「証券会社に引け目は感じない」と鼻息を荒くする。
#4 10月31日(火)配信
三菱AMが新NISA向け投信のコスト引き下げで野村に追随、さらなるダウンの可能性を社長に直撃!
ノーロードインデックス投資信託で7月、業界最低水準の信託報酬率の商品を投入したライバルの野村アセットマネジメントに、即座に追随した三菱UFJアセットマネジメント(MUAM)。今後さらに引き下げ競争が進むのか?再び追い抜かれた場合の対応は?“格安王者”MUAMの横川直社長に今後の方針を聞いた。
#5 11月1日(水)配信
新NISAでインデックス投信の信託報酬引下げ競争勃発!運用業界の真の勝者は誰か?【運用会社幹部ぶっちゃけ覆面座談会・前編】
投資信託会社幹部のA氏とB氏が、運用業界の最新事情を明かす覆面座談会の前編である。運用コスト引き下げ競争が勃発したインデックス投信の世界。疲弊する日本の運用会社たちを尻目に、余裕しゃくしゃくの会社があった。インデックスの提供会社だ。その驚きの裏事情とは?
#6 11月1日(水)配信
大和AM社長に聞く、新NISAの投信コスト引き下げ競争と距離を置き「ハイリターン狙い」を薦める理由
野村アセットマネジメントや三菱UFJアセットマネジメントが投資信託の信託報酬を巡って引き下げ競争を繰り広げる中、大和アセットマネジメント(AM)は距離を置く。大和AMが新NISAの成長投資枠を念頭に、ハイリスクながらよりハイリターンが狙える商品を推奨する理由を、同社の小松幹太社長に聞いた。
#7 11月2日(木)配信
山崎元氏が新NISA徹底指南!賢く使い倒す「4原則&6ポイント&1運用商品」とは?
お金を増やすには賢くなければならない。金融機関の甘言に厳しく対峙し、個人投資家へのアドバイスを送り続ける経済評論家の山崎元氏が、2024年からスタートする新NISAの賢い活用法を徹底指南する。
#8 11月2日(木)配信
新NISAで注目のインデックス投信に明日はあるか?指数連動の裏で“隠れコスト”も!【運用会社幹部ぶっちゃけ覆面座談会・後編】
投資信託会社幹部のA氏とB氏が、運用業界の最新事情を明かす覆面座談会の後編である。日本の運用業界では「指数連動の正確さ」のみが評価され、その裏では「隠れコスト」も発生している。いよいよ壁にぶち当たったインデックス投信に「明日」はあるのか?
#9 11月3日(金)配信
新NISA制度の「誤解・疑問・不安」スッキリ解消!何がどう変わるかを徹底解説
どう変わる?何か手続きは必要?今のNISAはこのままにしていい?非課税投資枠が大きく拡大、使い勝手も良くなった新しいNISA制度だが、多くの人がまだ誤解、疑問、不安を抱えている。これらをスッキリ解消し、新制度を最大限に活用したい。
#10 11月3日(金)配信
新NISAで長期に持ちたい高成長株ランキング【100銘柄】2位キーエンス、1位は?成長投資枠を活用!
個人投資家が新NISAの成長投資枠を活用し、長期投資するのに適した銘柄はないのか。過去10年間にわたってしっかりとした業績を維持し、今後も期待できそうな銘柄を、財務データを基に独自選定した。
#11 11月3日(金)配信
新NISAの長期投資に不向きな株ランキング(1)【45銘柄】営業CF連続赤字&低自己資本で選別!HISが19位に、1位は?
長期で株を保有したい個人投資家が、株価の動きにつられて手を出さない方がいい銘柄を紹介しよう。まずは低自己資本比率銘柄である。営業キャッシュフローが3期連続で赤字となった銘柄の中から、「自己資本比率ワーストランキング」を作成した。
#12 11月4日(土)配信
新NISAで長期に持ちたい高成長&高配当利回り株ランキング【50銘柄】2位JT、1位は?成長投資枠を活用!
新NISAの成長投資枠を活用し、長期投資するのに適した銘柄はないのか。財務データを基に独自選定してみよう。過去10年間にわたってしっかりとした業績を維持した銘柄の中から、10期平均の配当利回りが高い銘柄をランキングした。
#13 11月5日(日)配信
【株暴落】いつ来てもおかしくない事態に備えよ!ショック安の共通項と急回復のカギは?
オイルショック、ブラックマンデー、日本のバブル崩壊、リーマンショック……過去、さまざまなショック安が株式相場を揺さぶってきた。だがその後、急回復したものも多い。これまでの株暴落とその後の過程を振り返り、過去に学ぼう。
#14 11月5日(日)配信
新NISAの長期投資に不向きな株ランキング(2)【45銘柄】2桁ROEでも隠れ赤字体質の企業は?不動産会社は要注意!
高ROE銘柄は長期投資の候補になる。だが、2桁ROEながら営業CFがマイナスで、赤字体質となっている銘柄もある。長期で株を保有したい個人投資家にとっては要注意だ。過去10期以内に債務超過となった銘柄を除外した上で、自己資本営業CF比率によるワーストランキングを作成した。
#15 11月6日(月)配信
新NISAの長期投資に不向きな株ランキング(3)【45銘柄】売買回転率が高い“過熱”株…レーザーテックが24位に、1位は?
“人気”となって売買代金が大きく膨らむ一方で、その期待に業績が追い付かず、時価総額は一時的にしか大きくならない。そうした過熱銘柄も長期保有には向かない。要注意である。過去4四半期の売買回転率が大きい銘柄をランキングした。
Key Visual by Noriyo Shinoda,Kanako Onda