主催していない“ダメ会議”、優秀な人はどう振る舞う?主催していない“ダメ会議”、優秀な人はどう振る舞う?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

自部署の会議だけでなく、他部門の会議、役員への報告会議など、マネジャーはさまざまな会議に呼ばれがちだ。中には、「何のため?」と思うような生産性の低い会議もあるだろう。自分が主催していない会議が“ダメ会議”だった場合、無駄な時間をやり過ごすしかないのか――。諦める前に、「あること」を確認してみてほしい。(ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ代表取締役社長 榊巻 亮)

「陰から」会議の質を上げる!
マネジャーがすべき「三つの確認」とは?

 他人が仕切る会議であったとしても、せっかく貴重な時間を投じて参加しているのだから、生産性の高い、有意義な時間にしたいものだ。

 しかし、しゃしゃり出て場の雰囲気を壊すわけにもいかない。さてどうしたものか……。

 そんな良心に溢れるマネジャーに実践してもらいたいのは、“隠れファシリテーター”として、「三つの確認」をすることだ。

 表立ってファシリテーションするのではなく、ちょっと確認を挟むことで会議の生産性を改善できるはずだ。

 では、何を「確認」すべきなのか、一つずつ見ていこう。