(2)用例の確認
例えば、serve as ~(~として役立つ)という表現について、辞書で調べてもどう使ったらよいのか、いまいちピンとこなかったとする。そんな時もChatGPTの出番だ。
Use “serve as” in a short simple sentence. Show me 10 examples.
このように「“serve as”を短く簡潔な文章で使ってくれ。例は10個出してくれ」と頼むと、以下の文(3つのみ抜粋)を返してくれた。
ちなみに、このshort simple sentenceを指示に入れることで、簡単な英語で用例を提示してくれるので、おすすめだ。
The meeting room will serve as our discussion space.
The library will serve as a quiet place for studying.
Clear communication can serve as a bridge between people.
こうした例を見ていただければ、serve asは「主語が何らかの機能・役割を果たす」といったニュアンスで使われるのが見えてくるはずだ。
このように、使いどころがよく分からない表現や、新たに覚えた単語などの例文を10個ほど作ってもらうことで、その具体的な使い方を集中的に学ぶことができ、結果的にそうした表現・単語を自分でも使えるようになっていく(ちなみにserve asも含めたserveの用法は、拙著『5分間英単語』で詳しく解説しているので、興味があればそちらも参照して欲しい)。