日経平均36000円突破、日本株上昇のカギ握る輸出拡大サイクルは2026年まで続く?Photo:JIJI

日経平均はバブル後高値を更新中
背景に景気回復と企業業績の拡大

 東京株式市場では、株価が堅調な推移を続けている。日経平均株価はバブル崩壊後の高値更新を続け、1990年2月以来、およそ33年11カ月ぶりに3万6000円台を記録した。

 日本株の上昇を支える要因として、資本効率改善など企業価値向上への期待や、新NISA(少額投資非課税制度)開始に伴う資金流入などが指摘されるが、ベースにあるのは景気回復・企業業績拡大や回復・拡大継続への期待といえよう。

 足元の景気の状況をみると、経済正常化に伴うサービスを中心とした消費の持ち直しや、水際対策の緩和によるインバウンド需要の回復などが変わらないほか、弱含みが懸念されていた輸出にも持ち直しの動きがみられる。

 GDP統計ベースの実質輸出(財貨)は、23年1~3月期に前期比5.8%減となったが、4~6月期は同3.3%増、7~9月期は同0.5%増と増加を続けている。鉱工業・輸出向け出荷指数(3カ月移動平均)は、3月をボトムに11月まで上昇基調が続いている。