【早すぎることはない】2026年卒がインターンシップに向けて今から準備すべきこと「終活なんてまだ早い」そんな風に思っていると、いつの間にか募集が始まっているインターンシップ(写真はイメージです) Photo:PIXTA

企業の採用活動が早期化して、インターンシップの重要性が増している。2026年卒の学生は24年に行われる春、夏のインターンに向けてどのように準備すればいいのか。人気企業の採用から育成までを支援するダイヤモンド・ヒューマンリソースの採用コンサルタント・福重敦士氏が、インターンは昨年とはどう変わるのか。どのような準備をすべきかを解説する。

内々定の長期分散化で
インターンシップ開催企業に焦り

 2026年卒の学生にとっては、春、夏のインターンシップが気になり始める時期だと思います。インターンシップの状況は昨年とどう違うのか、また今からインターンシップに向けてどのように準備すべきかをお話ししたいと思います。

 まず、企業は確実に焦っています。それはこういう理由です。

 25年卒は、企業がインターンシップに参加した学生の情報を採用に使ってもいいという経団連の新しいルールが初めて適用された学年でした。しかし近年、就活における内々定の時期が長期分散化したため、案の定というべきか、優秀な学生は複数の内々定を獲得して企業を選べる状況にあり、行きたい会社を1社に絞る判断を先延ばしにしました。裏を返せば、せっかくインターンシップで早々に内々定を出した企業であっても、最終的に学生を採り損ねてしまったところが多かったのです。

 そこで26年卒に関しては、同じ轍を踏まないように、企業は「より早く学生に出会う」ことに傾注しています。より早い段階で、学生に会って、自社について知ってもらおうとするのです。もちろんインターンシップから採るという方針もさらに重視されることが予想されます。

 そこで私からのアドバイスは、企業が焦っていて、学生に接触する機会を増やそうとしているなら、それに乗ってしまえということです。この流れに乗ることで、学生も早い時期から企業について知ることができ、だいたいどのあたりの業界を目指すのか、あるいはどういうテーマで就職を考えるのかという「就活の軸」がつくりやすくなります。企業が焦って早くコンタクトしてくることについては、学生の側にも一定のメリットがあるのです。