婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』続編の『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられています。ですが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえませんよね! 今回はその中から、お店に入ったときのふるまいについて紹介します。

お店で声をかけられたとき

育ちがいい人が、お店で声をかけられたときにしないことPhoto: Adobe Stock

「いらっしゃいませ。今日は何かお探しですか?」

お店に入ったときの、この声がけが苦手な方が多いようです。

買わされる、などという警戒はから、お声がけを無視したり、

「いえ、別に……」

などと、避けるような態度をとっていませんか?

「特に決めてないのですが、ちょっと寄ってみました」
「いえ、いろいろ見せてください」

など、余裕ある大人として、自然なコミュニケーションをとりましょう。

「こちらは今日入ってきたばかりなんですよ」
「ご試着もできますので」

など、自分には不要な声がけと感じた際は、

「はい、何かあったらお声がけさせていただきますね」

と遠回しにお断りをしてもいいでしょう。

私の場合、目的なく入った際は、

「待ち合わせ前に少しお時間があったので寄ってみました」

と伝えたり、

「今日は時間がないのでまたゆっくり参りますね。どうもありがとう」

と挨拶して帰ることもあります。

サービスを受ける際でも、普段の人間関係でも、相手の期待に応えることだけが心地よいふるまいではありません。
自分はどうしたいかを、素直に失礼なく相手に伝えられれば、お互いにとって心地いいふるまいとなりますよ。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!