ダウ平均どう動いた トランプ、バイデン両政権を比較Photo:Bloomberg/gettyimages

 ダウ工業株30種平均が終値で初めて4万ドルの大台に乗せたことは、 インフレが鈍化 し、利下げ期待が広がる中で、米経済が景気後退(リセッション)の脅威を退けたことを示す最新の兆候となる。ジョー・バイデン大統領にとっては歓迎すべきニュースだ。同氏の支持率、そして再選の見込みは、経済運営を巡る国民の不満によって押し下げられている。

 バイデン大統領は節目の突破について「米国人の退職金口座にとって素晴らしいニュースであり、米国経済に対する新たな自信の表れだ」とX(旧ツイッター)に投稿した。