高校生以上の単独留学、保護者付き一軒家暮らしで
滞在費用は12万6800円から

 例として1日8コマのマンツーマンレッスン、寮に入った場合の2週間の授業料は11万2800円(General Course)。他に、ガーディアン費用として1万4000円、その他、入学金、電気代などの現地で支払う費用が別途かかる。この価格は、どうしても手厚くならざるを得ない、キッズ・ジュニアキャンプよりはだいぶお手頃だ。航空券代やおこづかいを加えても、予算30万円もあれば子どもを単独で留学に行かせることができることになる。

 単独で行く場合、キッズ、ジュニアキャンプよりは割安なことが多い。同じFirst English Global Collegeでも、日本の空港から付き添いがあるなど、サポートが手厚いジュニアキャンプの場合の参加費用は35万9000円だ(2024年)。

 なお、この学校に限らず、未成年が単独でフィリピンへ留学する場合、建物の外での1人行動は基本的に許されず、普段の買い物もすべて成人した付き添いと共に行動することになることがほとんど。本人はやや窮屈にも感じるかもしれないが、親にしてみれば安心な配慮だ。

寮の2人部屋。キッチンとリビングのある一軒家で共同生活をする Photo by M.T.寮の2人部屋。キッチンとリビングのある一軒家で共同生活をする Photo by M.T.
現地の人も入居している一軒家。周囲にはヤギやニワトリもいる。東南アジアでの生活が初めてであれば、これだけで大いに新鮮に感じるだろう Photo by M.T.現地の人も入居している一軒家。周囲にはヤギやニワトリもいる。東南アジアでの生活が初めてであれば、これだけで大いに新鮮に感じるだろう Photo by M.T.