頑張れば高校生のバイト代で行けるのが
フィリピン留学のいいところ

 このように、生活の見守りがなくても、食事の提供さえあればなんとかなると思うなら、予算はさらに抑えられる。このあたり大型のフィリピン、セブ留学はあまり心配いらない。洗濯も、学校内にコインランドリーがあるか、預ければ洗って戻してくれるところがほとんどだ。

 また、もしこの記事を読んでいる高校生がいれば、「英語を身に着けたいのであれば、フィリピン留学は非常に最適な選択肢の一つになる」と伝えたい。本記事も生かして、学校や費用を自分で調べ、ぜひご両親を説得してほしいと思う。セブ島まではLCCも飛んでいるので、飛行機代も格安に抑えることができる。頑張れば高校生のアルバイト代でも行けてしまうのが、フィリピン留学の良いところだ。何が何でも行きたいのであれば、予算は2ページ目に書いた30万円よりも安く済む。心から応援したい。

 夏休みに向けた「子供の英語力UP×フィリピン留学」特集。初回となる本記事では、子どもがフィリピンへ留学する際のハードルについて、そして高校生以上は大人と変わらないくらいの選択肢があるということ、またその場合でも安心な生活サポートがある学校の選び方もあることなどについてお伝えした。次回は、共働き両親の夏休み問題を解決し、お子さんに海外経験と英語力の基礎や英語へ関心を持つきっかけを与えるかもしれない、フィリピン留学のキッズ・ジュニアキャンプについて紹介する。