立命館アジア太平洋大学に通う学生に聞いた「本音で一言!」
ここで立命館アジア太平洋大学に通う学生に聞いた「本音で一言!」を紹介する。
「“天空の城”と揶揄されるAPUは山の頂上にあるため、雨が降ると霧が立ち込め、数メートル先も見え
なくなる」(アジア太平洋学部生)
「複数の国籍の人と、これだけ密接にコミュニケーションが取れる機会はそうそうない。一生残る良い
経験だと思う」(国際経営学部生)
「他大学との交流も非常に少なく、周囲に何もないので、自発的に楽しいことを作ろうとするクセがつく。そういう意味では良い環境」(アジア太平洋学部生)
「キャンパスが日本の夜景百選のひとつ、十文字原展望所のほぼ真下で、景色は自慢できる」(国際
経営学部生)
最初は周囲に何もなくて戸惑うが、田舎であることは承知の上でほとんどの学生が入学。「逃げ場がないので、ここでは社交的にならざるを得ない」などと言いながら、インターナショナルな世界に馴染んでいくが、中にはほぼ外国人との交流をしないで卒業する人もいる。
キャンパス内の学生寮で、約1500人が暮らす。共有のリビングスペースでは、毎日、留学生とのお喋りが夜まで続く。掃除は当番制でキッチンや冷蔵庫は共有し、フロア責任者も学生が担当。
トイレの注意書きは5カ国語で書かれていたりする。「生活習慣が各国で違うから、責任者はすごく大変そうだった」(元寮生)。ここで仲良くなれた人とは長い付き合いになるケースも多いとか。