自分の環境に合わせてフォルダのパスや名前を入れ、半角スペースやダブルクォーテーションも合わせて入力しよう。個人の場合は「OneDrive名」は「OneDrive」とそのままになっているが、会社で使っている場合は社名などが入ることがある。これはエクスプローラでOneDriveのフォルダを開き、アドレスをコピーすれば確認できる。

「OneDrive」に任意のフォルダをバックアップできる。「営業部」と「写真」フォルダがジャンクションとなる「OneDrive」に任意のフォルダをバックアップできる。「営業部」と「写真」フォルダがジャンクションとなる 拡大画像表示

 ジャンクションが作成されれば、自動的に同期が始まる。Googleドライブと同様、バックアップから戻す際も同期設定をするだけでいい。

手動ではなく「リアルタイムで自動バックアップ」を!

 以上がなるべく安くテラバイトクラスの大きなデータをクラウドにバックアップする方法となる。どこにバックアップしてもいいのだが、「3-2-1」ルールを守り、常にバックアップし続けることを心がけてほしい。

 ときどき手導で行うのではなく、リアルタイムに自動でバックアップするようにしておけば手間もかからない。繰り返しになるが、故障の“いつか”はいつか必ず来るので、大切なデータのバックアップは忘れないでほしい。