どの世代も、一目でミニだと分かるデザインの方程式
第1世代のミニには、ハッチバックのミニとオープンモデルのコンバーチブルが用意されました。第2世代になるとミニクロスオーバーやミニクラブマン、ミニクーペなど多彩なバリエーションが用意されました。
ボディタイプはもちろん、サイズも全然違うモデルなのに、どれもひと目見てミニだとわかる。かつてその秘密を担当者に訪ねたところ、「ミニにはデザインの方程式(デザイン言語)があり、それを守りながらデザインすることで、どれもちゃんとミニになる」と教えてもらいました。
デザインの方程式を別の言葉に言い換えるなら、オリジナルのミニ(クラシックミニ)が持つ普遍性でしょう。私の目から見ても、ボディとルーフのバランス、グリルやライト形状など、随所にクラシックミニへのリスペクトを感じさせる部分がありました。