親はつい自分の価値観を押し付けたいので、感情の強要をしてしまいがちです。
親の価値基準は、モノの見方にも影響します。その見方こそが、あらゆるモノへの評価や判断にまで及んでいくことになります。
親の価値観で判断するのは、明らかに子どもの可能性を遮断することになります。
例えば、「スポーツはすばらしい」という私の価値観を娘たちに押し付ければ、それは親子であっても、私の勝手でしかありません。
価値基準や価値観を持つことは大事なことですが、親の価値観を子どもに押し付けること、親の価値基準で子どもを評価したり判断することは、決してあってはならないと改めてお伝えしておきます。その子どもの個性や才能の芽を摘むことになりかねないからです。
「これが正しいし、あなたにはこれが一番なのよ!親の言うとおりにしていれば間違いないんだから!」
より
「あなたはどう感じるの?あなたの感情や考えていることをまず知りたいなぁ」
辻 秀一 著