【大掃除】いくら捨てても部屋がすっきりしないのはなぜ?ガラクタをため込まない究極の方法日本は安くて素敵な物が簡単に手に入るため、次々と欲しい物が出てきてしまう(写真はイメージです) Photo:PIXTA

年末が近づき、慌ただしさが増すこの季節。大掃除や年越しの準備、新年の計画など、気ぜわしい日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。そんな時期だからこそ、「本当に必要なもの」を見極め、暮らしの余白をつくる時間をとりたいものです。本記事では、ミニマリスト主婦・筆子氏の新刊『それって、必要?』(三笠書房)より、大掃除をシンプルに進めるための「捨てるスキル」や、必要以上に物を増やさないための「買わない挑戦」など、新年をすっきり過ごすためのアイデアをお届けします。

 捨てても、捨てても、部屋がすっきりしないのは、その一方で買い物をしているからかもしれません。

 日本は安くて素敵な物が簡単に手に入るため、次々とほしい物が出てきてしまいますよね。けれど、シンプルライフをめざすなら、当たり前になっている日々の買い物という習慣を捨てるのが早道です。

 無意識のうちにどんどん買い物をしている人は、とりあえず、1週間でも2週間でもいいので、「買わない生活」にチャレンジしてみましょう。その際は、次のような方法で「買わない挑戦」をしてみてはどうでしょう?

(1)まず手持ちの不用品を捨てる

 1日15分程度の時間を使っていらない物を捨てるだけで、少なくとも以下の2点に気づくと思います。

・これまで買った物の大半は不用な物だった
・しかし、中にはずっと使い続けている物もあった。今後はこれを買い換えていけば、生きていけるのではないか?

 じつはそんなに物を買わなくても生活できることがわかると、不用品を捨てるうちに、自然と新たな買い物をする気持ちも薄れていきます。