【即バレ】社内会議で「仕事ができない人」を見抜くたった1つの質問とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

実は、社内会議で【ある質問】を投げかけるだけで、「仕事ができる人」と「仕事ができない人」は簡単に見分けることができます。(小宮コンサルタンツ代表 小宮一慶

仕事ができない人の
致命的な特徴は?

 リーダーはあらゆる部下をまとめて、チームのパフォーマンスを最大化させなければいけません。そこで大切なのが「部下の力量の見極め」です。

 仕事ができる人とできない人、成長が期待できる部下とできない部下の違いは、いったいどこにあるのでしょうか。

 その違いとは、ビジネスパーソンの二つの基礎力である「思考力」と「実行力」に優れているかどうかにあります。思考力は考える力、実行力は考えたことを実際に実現する力です。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 思考力は社内会議やミーティングの場の発言にハッキリと現れます。

 仕事ができない人の特徴は、漠然とした話しかできず、具体化した話ができない人です。一般論としては正しいのですが、具体化されず、話を深掘りしていないのです。

 それ以上に要注意なのが、面白おかしい話をして周囲を煙に巻くような人です。話し上手でその場の注目を得る発言をしているように聞こえますが、注意深く聞いていると、話の中身は何もないことに気づくはずです。

 会議やミーティングは雑談の場ではないので、知識を披露したり過度に笑わせたりする必要はなく、議論が煮詰まり、どう行動すればいいかが分かるような具体的な発言をしているかどうかが重要なのです。

 例えば、部下が「お客さまを大切にしよう」とか「業績を上げよう」という趣旨の発言をしたとします。

 その時、リーダーが【ある質問】を投げかけると「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の違いがハッキリと分かります