
教育や研究の質を維持するためには収入源の多様化が必要であり、その一つが資産運用だ。では資産運用がうまいエスカレーター校はどこか。特集『エスカレーター校 クライシス』(全15回)の最終回では、運用利回りの高い順に学校法人のランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
資産運用がうまいのは?
運用利回りランキング
少子化が進んで定員割れする学校が増えている。名門のエスカレーター校も例外ではなく、これからますます定員を満たすことが難しくなる。在籍する学生や生徒、児童の数が減れば、入学料や授業料といった「学生生徒等納付金」の収入が減る。
ほとんどの学校法人は学納金が収入の大半を占めている。学納金が減っても教育や研究の質を維持するためには収入源の多様化が必要であり、その一つが資産運用だ。
では資産運用がうまい学校法人はどこか。
ダイヤモンド編集部では、名門校を中心にエスカレーター校を運営する学校法人について、運用利回りの高い順にランキングを作成した。