徹底的な調査と運用で中長期の成績がトップ
「イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド」

<販売会社>SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、SMBC日興証券、その他

◆2021年から好成績で5年・3年の成績が100点

 イーストスプリング・インベストメンツが運用する「イーストスプリング・ジャパン中小型厳選バリュー株ファンド」は、2回連続の受賞となった。先行きが不透明だったり悪材料を抱えていたりなどで、極端に割安になっている銘柄に投資機会を見出す。まずPBRが過去平均や業界内との比較で極端に割安な銘柄に注目。株価の下落要因を把握したうえで企業側の対応を確認し、株価の上昇余地が大きいと判断した銘柄に投資している。業種比率は化学20%、電気機器14%、機械13%で地味めの銘柄が多い。

 (1)上がったかは5年の上昇率が84.8%で、これは中小型株指数の65.6%を19.2ポイントも上回る。中小型株部門の中でトップだった。3年の成績でもトップで満点だ。最大下落率は平均より小さく、(2)下がりにくさは60.9点とまずまず。各年の成績では20年に最下位に転落も、一転して2021年、2022年はトップに君臨。2023年、2024年も上位圏内を維持した。直近4年の好成績が効いて(3)成績の安定度は満点となった。

 分配金は年に1回、2023年以降200円ずつ出ている。