【10年ケンカゼロ】資本主義より友情を選んだ“異色の経営者コンビ”
【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家&マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウを「PDCA(計画・実行・評価・改善)式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。

■ケンカやすれ違いは一切なし
2人はもともと友人だったそうですが、法人化して活動を続けるうえでケンカやすれ違いはありませんか?
■反骨精神で“絶対に揉めない”を貫く
たけち まったくないですね。株式を完全に半分ずつで会社をつくると決めたとき、まわりの先輩や大人に大反対されたんです。
「いつか絶対に揉めるよ」って。
そう言われて、逆に反骨精神に火がついちゃって、絶対に揉めないようにしようと思ったんです。
資本主義のレースに引っ張られすぎて、友情関係をないがしろにするようになったら、僕の考える「本質的な人間像」とはかけ離れたものになってしまいます。
バカみたいな目標ですが、「利益に目がくらまないように、仲よく、楽しく、学生のノリで仕事する」。
これを20歳のときに掲げて、10年近くたったいまでもそれを愚直に実行しています。
■“謎の敬語”と1円単位の割り勘が信頼の証
すのはら たけちさんとは“個人事業主のコンビ”のような時代から、お金は1円単位で割り勘ですし、付き合いが長くなったいまでも、お互いにずっと“謎の敬語”。
ケンカすることもないです。なんとなく、これからもしないんじゃないかなと思います。
友人と仕事すると揉めるとか、起業すると友人がいなくなるとか、よくいわれる価値観が理解できなかったので、友人は友人のまま。
一緒に仕事をしても、成立させてやると思って過ごしていますね。
※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。