3~5位の企業も
平均年収は1000万円超
3位は、大阪府に本社を置くファーストステージで、平均年収は1192.6万円、従業員数72人、平均年齢32.8歳だ。
同社は大阪市内に投資用物件を多く持ち、マンション分譲や賃貸・建物管理を主力事業とする企業だ。
前回のランキングでは2位(平均年収は1068.8万円、平均年齢は34.8歳)だった。順位は落としたものの、平均年収は約124万円もの上昇となった。
4位はオープングループで、平均年収は1097.3万円、従業員は16人、平均年齢は38.1歳。
同社は2000年創業で、ソフトウエアがパソコンのデータ入力などの作業を担う「ロボティクス・プロセス・オートメーション(RPA)」事業などを手掛けている。2024年6月に旧社名のRPAホールディングから社名変更した。
5位はプロパストで、平均年収は1006.7万円、従業員は44人、平均年齢は39.9歳。
同社はデザイン性の高いマンション開発で知られる不動産デベロッパーだ。2010年5月、民事再生法の適用を申請したが、上場は維持。同年10月にデットエクイティスワップや債務免除で経営再建を行ってきた。現在の筆頭株主は同じく不動産業のシノケングループだ。
今回のランキングではトップ5の全てが年収1000万円超であり、そのうちの1、3、5位を不動産会社が占める結果になった。
なお6位以下には、地銀最大手である横浜銀行などを傘下に持つコンコルディアFG、国内飲料大手のダイドーグループHD、大井競馬場や東京サマーランドなどの事業を行う東京都競馬、井村屋グループなどがランクインしていた。身近な企業の意外な年収はどうなっているのか。ぜひ、完全版もチェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部 松本裕樹)