トヨタ・クラウン・エステート、“死角”なし!SUVの自由とワゴンの実用性【試乗記】 CAR and DRIVER: 総合自動車情報誌 ライフスタイルCAR and DRIVER 注目カー・ファイル 2025年7月28日 17:00 記事をクリップ URLをコピー 記事を印刷 Xでシェア Facebookでシェア はてなブックマークでシェア LINEでシェア noteでシェア 有料会員限定機能です詳細はこちら エステートRS/価格:THS 810万円。RSはPHEV仕様。パワートレーンはクラウン・スポーツのPHEVと基本的に共通。“アクティブで上質”な走行フィールを追求した。出力密度の高い駆動用モーターを搭載し、気持ちのいい加速と静粛性を両立している。 PHEVはドライブモードのひとつに後席の快適性を高めるリアコンフォート・モードを設定する点も特徴。室内基調色はブルーになる エステートの車高はベース車のクロスオーバー比85mm高い1625mm。最低地上高は165mm(RS)。SUVにありがちな腰高感を感じさせない走りを見せる。足回りは入念な走り込みで仕上げた力作。とくにRSの完成度は抜群 クラウン・エステートZ/価格:THS 635万円。エステートはワゴンのユーティリティとSUVの自由を兼ね備えたクラウンの“新たな個性”。Zはフロントモーター出力を約50%高め走行性をリファインしたHEV仕様 インパネはシリーズ共通形状。メーターディスプレイを水平に配置し、運転時の視線移動を最小限に抑えた。エステートはトリム部にビンテージ調の“雲柄”をあしらいアクセントを演出。トリムカラーはZ(HEV)がサドルタン(写真)とブラック。RS(PHEV)はグレイッシュブルー。各部の仕上げはクラウンらしく緻密で上質 シートは本革標準。前席ヒーター&ベンチレーションは全車、後席ヒーターはRSに装備。助手席肩口には運転席側からスライドとリクライニングが調節できるスイッチをレイアウトしている。前後席ともにゆったりとしたスペースが確保され快適性は最上レベル。室内長×幅×高は1930×1540×1200mm(opのパノラマルーフ装着車は1150mm)。遮音対策も徹底しており静粛性は全域ハイレベル。ドライブ時は前後席のパッセンジャーで会話が弾む ラゲッジスペースは通常時9.5インチゴルフバッグを3個、81cmスーツケースを2個まで積載できる。後席は7対3分割。シートバックを倒すだけで車中泊にも対応するスペースが生まれる。ラゲッジカーペットは毛並みの細い素材を採用。触感も心地いい。前席との隙間を埋める拡張ボードは手動式。リアゲートはハンズフリー電動タイプ 次のページ 夢広がる広々フリースペース全席快適、まさに大人の最上ワゴン 1 2 3 4 [{:code=>"10135451", :name=>"トヨタ自動車"}] この記事に関連する企業 トヨタ自動車 記事をクリップ URLをコピー 記事を印刷 Xでシェア Facebookでシェア はてなブックマークでシェア LINEでシェア noteでシェア おすすめの会員限定記事 「爪」と「顔」を見れば一発でわかる…肝硬変、腎臓病、肺がん、貧血になりやすい人の「見た目」の特徴とは?【写真あり】 なぜ日産「アリア」は大失敗したのか?ファンを失望させた経営陣の「最大のミス」とは〈再配信〉 関連記事 見た目はふつうのCクラス…メルセデスAMG「C63 S E パフォーマンス」と従来モデルの決定的な違いとは? MEN’S EX ONLINE メルセデスベンツ・Eクラス「これほど嬉しいニュースはそうそうない」フルモデルチェンジの意味とは?【試乗記】 CAR and DRIVER 見た目の「激変」が注目されるが…BMW「新型X3」に乗って最も感動したこと【試乗記】 CAR and DRIVER 「BMW5シリーズ」と「メルセデスEクラス」戦略の明らかな違い【試乗記】 CAR and DRIVER 特集 あなたにおすすめ