ファストリは早稲田がトップ
ニトリは関関同立が上位独占

 ファーストリテイリンググループのランキングでは、早稲田大学がトップとなり、法政大学、慶應義塾大学が続いた。早慶、MARCHといった首都圏の私立大学が上位にランクインしており、文系総合職を中心とした幅広い採用戦略が見て取れる。

 私立文系大学が中心となっている点は、ファーストリテイリングの採用方針を象徴している。店舗運営、グローバル事業、企画・マーケティングなど、ビジネス分野に強い人材が求められていると推察できる。

 ニトリは、立命館大学、関西学院大学、同志社大学がトップ3を占める。関西エリアでの採用活動の強化や、全国展開を担う即戦力人材の確保が背景にあると考えられる。店舗運営やマネジメント職、営業・マーケティングなどにおいて、即戦力型の文系人材を重視する傾向が顕著だ。

*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。

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