
ボルボ・カーが、欧米に本社がある自動車メーカーでは最安値級のEV(電気自動車)を日本に投入する。エコカー補助金等を使えば400万円台前半で購入できる。実は、この価格の裏には“カラクリ”がある。一体何か。特集『自動車“最強産業”の死闘』の#16では、ボルボが日本で投入する400万円台前半EVの価格の秘密に迫る。(ダイヤモンド編集部 山本興陽)
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ボルボがEV「EX30」のラインアップ拡充
全車種の中で最も低価格のEVで狙う“シェア奪還”
スウェーデンに本社を置くボルボ・カーが、日本で“勝負”に出た。
同社の日本法人であるボルボ・カー・ジャパンは、EV(電気自動車)「EX30」のラインアップを拡充した。現行の1モデルから5モデルに広げ、税込み価格は479万~649万円とする。
今回のラインアップ拡充で最も注目すべきは、エントリーモデル「EX30 Plus Single Motor」の価格だ。
この479万円という日本の価格は、欧米に本社がある自動車メーカーのEVでは“最安値級”で、ボルボが日本で展開する全ての乗用車の中でも最も安い。全国で利用できるエコカー補助金を使えば443万円、東京都独自の補助金も使えば423万円で購入できる。高級車のイメージのあるボルボが、400万円台前半のEVを投入することには意外性もあるだろう。
欧米系輸入車のEVの価格は、1000万円程度がボリュームゾーンであり、600万円以下は1割程度とみられる。ましてや、500万円を切る価格はごくわずかだ。
実は、ボルボがこの価格で提供できる理由には「カラクリ」がある。一体何か。
次ページ以降では、ボルボが400万円台前半でEVを投入できた秘訣(ひけつ)とともに、ボルボが日本で置かれている状況を明らかにする。