Photo:Tomohiro Ohsumi/gettyimages
戦後の日本経済の成長をリードした自動車業界の経営者で、最も敬愛されているのは誰か。自動車業界アンケートで347人に、「尊敬できる歴代経営者」を挙げてもらい、ランキングを作成した。創業家出身者が上位を占める一方、意外な外国人経営者が健闘を見せた。長期連載『自動車 “最強産業”の死闘』内の特集『自動車業界350人アンケートで示す“危機の本質”』の本稿では、クルマへの愛が伝わってくる“尊敬する理由”も含めて、自動車メーカー歴代役員ランキングを大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 千本木啓文)
トヨタから5人のレジェンド経営者がランクイン
自動車メーカーの歴代役員の真の序列とは?
自動車業界は、電動化や自動運転などの大波を受け、100年に1度の激変期を迎えている。そういった事業環境の中では、最新の技術トレンドを追うだけでなく、歴史から学ぶことの重要性も高まっているといえるのではないだろうか。
ダイヤモンド編集部は、自動車業界アンケート(下図参照)で347人に、「尊敬できる歴代経営者」を挙げてもらい、ランキングを作成した。
次ページでは、自動車業界の経営者で、最も敬愛されているのは誰かを明らかにする。トヨタ自動車やホンダ、スズキの創業者が上位にランクインしたが、非創業家出身の役員や、外国人経営者も健闘した。








