26年版・倒産危険度ランキング【危険水域408社】 過剰債務企業に迫る「最終審判」#15PhotoPIXTA

かつて日本企業の“お家芸”だった電機や精密機器の分野は、中国メーカーの安値攻勢など市場環境の激変に苦慮している。ダイヤモンド編集部が調査したところ、電機・精密業界では32社もの日系企業が“危険水域”にあることが判明した。特集『26年版・倒産危険度ランキング【危険水域408社】過剰債務企業に迫る「最終審判」』の#15では、電機・精密業界の倒産危険度ランキングを検証。“危険水域”にランクインした32社の顔触れを明らかにする。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

市場環境が激変する電機・精密業界
ワースト1位はヘルスケア企業

 日本企業の技術力が生かされる分野の代表格が、電機・精密機器分野だ。日立製作所やソニーグループなど、グローバルで高いプレゼンスを誇る日系企業も少なくない(国内電機大手の戦略については、特集『総予測2026』『【26年の電機業界】「脱家電」の日立、「リストラ」のパナソニックと三菱電機…エレキ業界大手8社に到来する“新秩序”とは?』参照)。

 ところが、近年では中国メーカーの安値攻勢などで市場環境が激変しており、国内各社は対応に苦慮している。かつて「世界のFUNAI」として名をはせた船井電機が2024年に倒産したことは記憶に新しい。

 では、船井電機の後を追うことになりかねないのは、どんな企業だろうか。

 今回、ダイヤモンド編集部は、電機・精密業界の倒産危険度ランキングを作成した。すると、同業界で32社が“危険水域”にあることが判明した。

 本ランキングには、10位のニプロをはじめ、ヘルスケア関連企業が複数ランクインしている。ワースト1位の企業も医療機器を手掛けており、前回の2位から順位を上げてしまっている。

 次ページでは、電機・精密業界の倒産危険度ランキングを明らかにする。ワースト1位になったのは、いったいどこだろうか。