さらに、インターシップ類参加者から採用した割合は、大手で92.2%、中堅・中小で71.3%といずれも前年から増えており、企業側にとってインターンシップ類の重要性がうかがえる(図表参照)。

 就活生のほうも、インターンシップ類に参加した学生は79.0%で25年卒から1.0ポイント増加。インターンシップ類に参加した企業への入社を決めた学生は34.5%と25年卒から減少したが、24年卒並みの水準だ(図表参照)。

 参加回数については、平均7.9回と25年卒から微減しているが、直近5年間では2番目に多い。就活生にとってインターンシップ類はもはや就活において必須のステップなのである。

早期面接につなげつつ
キャリア理解にも活用

 ただ、インターンシップ類に参加することが希望する企業の内定獲得に直結するかというと、そうではない。内定を得ることだけがインターンシップ類参加の目的になるのは順序が逆であり、いわゆる「就活迷子」になりかねない。

 むしろ、志望する企業や仕事への理解を深め、特に「タイプ3」では現場の雰囲気に触れ、自身の適性やキャリアを考えるために参加することが重要だ。就活の中でインターンシップ類をどう位置付けるか、早い段階から戦略的に考えておきたい。