休日には登山やキャンプ、ダンス…
理想の仕事に加えて“ゆとり”を手に入れる
清水町という初めての地域も、神谷さんにとっては生活の場として申し分ないようだ。
「沼津や三島の市街地が近く、国道沿いには一通りのチェーン店が揃っているので、基本的に不便はありません。何より、山も海も近いのが最高なんですよ」
休日には趣味の登山やキャンプ、釣りなどアウトドアを満喫している神谷さん。あるいは、何も考えずに海岸線をドライブするひとときが、癒やしの時間になっている。
また、高校時代はダンス部に所属していたことから、「引っ越してきてすぐに駅前のダンス教室に入会して、地元の高校生たちと一緒に踊っているんです」と、理想のワーク・ライフ・バランスを体現している様子。
「振り返ってみれば、東京での1社目、福岡での2社目では、その時々でやりたかった仕事を手に入れることはできたと思います。いまはそれに加えて、ついに“ゆとり”を手に入れられたので、すごく満足しているんです」
きっと、東京や福岡で過ごした時間も、現在地にたどり着くために必要なものだったに違いない。神谷さんはここまでのキャリアから得た気付きを、次のように表現する。
「仕事も環境も、なんとなくで決めてしまうと、すべてが中途半端になってしまいます。逆に、本当にやりたいこと、大事にしたいことをきちんと追求し続けていれば、その他のことは自然とついてくるはず。いまは心からそう思えます」
もちろん、現職ではまだまだ覚えなければいけないことが山積みで、海外との商談で自分の英語力がどこまで通用するのか不安もある。
しかし、本当にやりたいことさえ守り続けていれば、そうした困難は成長の糧になるに違いない。いまの神谷さんの表情からは、そんな手応えがありありとうかがえるのだ。
写真提供/神谷袖衣さん









