就活中なので「今年のクリスマスは中止」という方もいらっしゃると思いますが、年末まで就活は一時休息に向かうところでしょう。あまり気張りすぎず、定期的な休息も必要です。しかし、年明けからまたいろんなイベントが目白押しです。
本日は、これから皆さんが挑戦していく様々な選考について紐解くべく、「なぜ採用担当者はそんな選考を行うのか?」という採用側の思考の裏側を探っていきたいと思います。
それぞれの選考の意図を知ることができれば、対策は講じやすいものです。ただし、これは就活の表面的な対策を促すものではありません。目の前の課題を解決する問題解決能力、相手の思考を理解するコミュニケーション能力の向上を目的とした記事としてご覧いただければと思います。
エントリーシートで落ちないための方法
多くの会社が選考の際に、導入するのがエントリーシートです。説明会に参加する前に提出を求めるケースもありますし、説明会参加後に受け取り、郵送で提出というケースもあります。
いずれにせよ、企業人事は1人ひとりと面接をする時間はないため、足切りの手段としてエントリーシートを設けます。
また、入力項目のボリュームを増やしたり、質問内容を困難にしたりすることで「こんなの書かなくちゃいけないなら受けない」という志望度の低い人をふるいに落とす目的も。
特に人気企業は、数万という単位でプレエントリーが来るため、人事もどのようにして精査するかにむしろ頭を悩ませているのです。
また、そのエントリーシートで合否が出ても、なぜ合格/不合格だったのかの理由は分かりません。学歴を精査するために、とりあえずエントリーシートを出させて、内容は読まず「学歴」だけ選ぶということだってあります。審査基準は一切公開されないですから。
では、そんなエントリーシートにどう対処をしていけばいいのでしょうか。
大事なことは、作ったものを第三者に見てもらうことです。特に、その行きたい会社のOB/OGに見せて、そのフィードバックを大切にしましょう。