<Dさん。いきなり、人事部の特権のように時間を取るように強制するのはいかがなものでしょうか?3年目研修に関して書かせていただいた意見は、それ以上でも、それ以下でもありません。あとは、そちらで判断して行動すればいいのではないでしょうか?あなたたちのために費やす時間は当方にはありません。あしからず>

 昨日、オフィスで対面した感じとは真逆の強気な文面です。ただ、これ以上の詮索はするべきではないだろうと、意見を求めるのは諦めました。ただ、こうして会ったときと、メール上の人格が違うと思える社員がいるのには、とても驚きを感じたDさんでした。

 Dさんは、自分の戸惑いを同僚に打ち明けてみました。すると、同僚からはこんな答えが返ってきました。

「最近は強気なメールを送ってくる社員が増えてきた。ところが、会ってみると、おとなしい姿にびっくり。似たような体験は誰もがしているのではないでしょうか?」

 どうやら仕事上のコミュニケーション手段(メールとリアル)で人格が変わる人は、最近少なくないようです。

 トレンド総研が実施した調査によると、「ネット上(主にSNS)とリアルでキャラクターを使い分けているか」という質問に対し、「意識的に使い分けている」が25.3%、「無意識のうちに変わっている」が16.3%と、合計41.6%がキャラクターを変えているという結果に。また、ネット上とリアルで人格が変わることについては「普通だと思う」が最多となっています。これは、SNSという匿名性の高いものが前提とはいえ、ネット人格をもつ人の多さを痛感させる結果ではないでしょうか?

リアルとメールの人格が違う人は多い
メール上の意見こそ本音かも?

 さて、話を戻して。Dさんの同僚が言うには、

「“メール人格”というものが、別に存在していると思った方がいい」

 のだそう。本当の人格とはギャップが大きい、メールだけの人格を持っている人もいるということです。 例えば、この人はメールでは怖いと思っていたけど、実際に会ってみるととても親切な人だったということ。あるいは、 その逆もあります。 大抵の場合はメール上だけ強気な文面という人が多いようですが、これは仕事上だけでなく、プライベートの会話でも起きている事象のようです。