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「デジタルな日常」を生きる

新年度を機に、スマホで
「手帳のデジタル化」をはじめよう

松村太郎 [ジャーナリスト・著者]
【第16回】 2014年4月8日
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サービスと連携し、進化するカレンダー

 紙の手帳から、クラウドをベースにパソコン、スマートフォンでスケジュールを管理するようになって、これまで触れてきたようなメリットを得られたが、カレンダーが他のサービスと連携し始めると、どうなるだろう。

 パソコンやスマートフォンのカレンダーにある予定には、メールで他の人を招待する機能がある。ミーティングの予定などで、その人を招待しておけば、相手に時間・場所・内容を伝える事ができ、また相手のカレンダーにも同じ時間に予定を入れることができる。誰かひとりがカレンダーに予定を入れれば済み、便利だ。

 Googleカレンダーで予定を管理している場合は、同じアカウントで利用しているGoogle+のイベントが自動的にカレンダーに入り、自分で後から入力する必要がない。iPhoneやMacなど、Facebookアカウントと連携できるカレンダーなら、Facebookイベントも自動的に表示することができる。もちろん自分が参加するもののみが表示される仕組みだ。

 また、同じ要領で、Google+でビデオ会議機能のハングアウトのスケジュールを立てた場合、カレンダー上のリンクをクリックするだけで、簡単に会議に参加できるようになる。パソコンやタブレット、スマートフォンからも参加可能で、特に3人以上をつないで行うビデオ会議の際には、会議の直前に他のソフトを立ち上げたり、接続できた、できないといった調整をする必要もなくなるため、非常に便利だ。

 カレンダーはプライベートなものだが、ここに予定の形で外部のサービスとの連携が入るだけで、紙にはできない非常に便利な使い方を実現することができる。

さらに、ハックするカレンダー

sunriseのメインスクリーン。無料で使える

 スマートフォンのアプリでは、更にカレンダーの進化を体験することができる。ここでは、Sunrise CalendarというiPhone・iPadアプリをご紹介する。英語のインターフェイスにのみ対応しているが、無料なのでぜひ試してみて欲しい。

 iPhoneのカレンダーはiOS 7になって、移動時間や場所の名称などを予定で指定することができるようになったが、Appleの地図のデータを利用するため、あまり地点名が充実しているとは言えない。

 そこで、Sunriseと呼ばれるアプリを利用すると、Googleマップの地図のデータを利用することができ、行き先の指定がより確実にできるようになる。

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松村太郎
[ジャーナリスト・著者]

まつむら・たろう/1980年生まれ・米国カリフォルニア州バークレー在住のジャーナリスト・著者。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。近著に「スマートフォン新時代」「ソーシャルラーニング入門」など。

「デジタルな日常」を生きる

スマホ、SNSなど、毎日の暮らしに欠かすことのできなくなったネット環境とデジタルツール。その一方で、セキュリティやプライバシーの問題、ツールへの依存、ネットコミュニティとの関わり方など、日々新たな問題が現れ、状況は変化している。私たちは「デジタルな日常」をどう生きていけばいいのか、米国シリコンバレー在住の記者が、生活者の目線で解説する。

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