水分代謝が悪くなっているように感じたら、適度な運動や半身浴などで汗をかくこともおすすめだが、雨の日が多くなる分、気軽にランニング、などもしにくい時期である。そんなときには、利尿作用のある冬瓜や小豆などを…というといまいち現実的でないかもしれないので、きゅうりやトマト、スイカやゴーヤなどをおすすめしたい。

 また、体を冷やさないように、発汗作用のある生姜、ねぎ、しそなどの香味野菜を料理に用いるのも良いだろう。この時期は食欲不振になりやすい、という人には特におすすめだ。また、スターバックスやタリーズなどでは、シナモンをセルフサービスでトッピングできるようになっている。コーヒー自体は南国の飲み物なので体を冷やすはたらきがあるといわれているが、このシナモンには体をあたためる働きがある。使用量で考えると気休め程度かもしれないが、カプチーノやカフェラテをいただく際に合わせてみるのも良いだろう。

食中毒の7割が夏に発生!
実は恐ろしい“濡れた台拭き”の危険性

 そして、この時期に気をつけたいのは「食中毒」。冬の間には、ノロウィルスのようなウィルス性の食中毒が増えるが、これからは細菌性の食中毒が増えてくる。食中毒件数全体の約7割を占めているのは気温が25℃を超える6月からの4ヵ月間とされている。危険度に反比例するように、私たちのコンディションが低下しやすい時期。抵抗力が落ちた状態であるほどに、当然、リスクは高まる。

 とにかく、食中毒予防のためには、菌の体内侵入を阻止することが一番!「付けない、増やさない、やっつける」の三原則を忘れないようにしたい。食べ物に気をつければ良い、というだけでなく、調理器具についた食品汚れにも注意したい。料理をする人もしない人にも必要なところでは、食卓や調理台を「何」で拭いているか、という点も気になる。

 最近はCMでも「まだ水拭きしているの?」なんてセリフを聞いたりするが、ほとんどの家では、まだ食卓を水拭きしているのではないかと思う。もっというと、その水拭きしたふきんは毎日洗濯されることなく、キッチンのどこかで干しているだけ、なんて家も少なくないのではないだろうか。油ものなどを拭いていたりすると、洗濯機に入れて他のものと一緒に洗うのははばかられる、ということもあるだろう。