Q 腰部脊柱管狭窄症と言われましたが
「どこでも腰痛体操」で治りますか?
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A どこでも腰痛体操は、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、変形性腰椎症、腰椎椎間板症といったいろいろなタイプの腰痛の改善にも効果を発揮します。
腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管という神経の通り道が狭くなって足腰に痛みやしびれが出てくる病気ですが、椎間板や靭帯といった軟らかい組織を体操で動かすことで改善が可能です。組織のゆがみを戻して神経の圧迫が緩んでくると、痛みやしびれは徐々に改善してきますので、脊柱管狭窄症と診断されてもあきらめずに体操を試してみてください。
腰の手術を受けたあとでも、主治医から運動を制限されていなければ、腰痛体操を行ってかまいません。ただし、手術を受けると腰椎の動きが硬くなるため、効果が現れにくい傾向があります。すぐに結果が出ないかもしれませんが、根気強く腰痛体操を続けることが肝心です。
Q 最近「どこでも腰痛体操」の効果を
感じられなくなりましたがどうすればいいですか?
A 腰痛体操を続けていると、効果が停滞したり悪化したりすることがあります。体操が自己流になって効かなくなっている可能性や、腰の状態が変化して適切な体操が変わってきた可能性があります。
まずは、腰痛体操がきちんとできているか『1回3分!1人で治せる どこでも腰痛体操』で確認してください。肘が曲がっているなどのちょっとしたポイントでも、体操の効果に影響が出てくるものです。
壁体操をきちんと行っていても効果が停滞したままなら、次にこぶし当て体操を試しましょう。それでも効果が停滞したままなら、仙腸関節や筋肉に対する体操を試してみてください。
体操で症状が悪化した場合は、適切な体操が変わった可能性があります。痛みナビ診断に戻って、腰痛タイプを判定して適切な運動方向を再検討してください。判定の結果、どのタイプにも該当しなければ、医療機関を受診してください。
Q 腰痛が治ったら「どこでも腰痛体操」を
やらなくてもいいですか?
A 腰痛がなくなっても、以前と同じ姿勢や動作で生活を続けていれば、いずれ腰痛が再発してしまいます。腰痛を自覚しなくなっても、正しい姿勢を普段から心がけてください。腰痛体操は、毎日でなくても二日か三日おきに続ける習慣を身につけてください。
そして、腰に違和感や軽い痛みを感じたら、すぐに体操を行なって強い腰痛になるのを未然に防ぎましょう。仕事などでどうしても腰に悪い姿勢をとらなくてはいけない場合も、その前後で体操をしたり作業を途中でやめるなどの工夫をし、自分で腰を管理できるようになれば安心です。