糖質の摂りすぎはすぐ改善を

 食後の血糖値を上げないためには、まず糖質を摂りすぎないこと。年末、年始は飲み会やご馳走を食べる機会が多くなります。お酒の中でも日本酒、ビールは特に糖質が多く、締めにラーメンやウドンを食べれば、更に糖質を摂取することになります。これからの季節に不可欠なおせちや餅にも糖質が多いので、頭の隅に「糖質の摂りすぎに注意」と入れておきましょう。

 食べ方にも工夫ができます。「食物繊維」→「蛋白質」→「炭水化物」というような順で食べると、血糖値の急上昇が抑えられます。食事の前に緑茶やウーロン茶を飲んだり、ヨーグルトや大豆製品を食べておくのも効果があるのでお勧めですね。

 食べすぎが続いたと思ったら、しばらく軽めの食事を摂る。高カロリーや糖質が高い状態に身体が慣れてしまう前に元に戻しておくのが大事なのです。正月を機に血糖値が高くなるケースが多くあるので気をつけたいものです。

 しかし、糖質を敵視するあまり、極端な糖質制限ダイエットに走り、肉類などを多く食べるのはお勧めできません。動脈硬化や骨髄機能の低下、肉類の摂りすぎによるガンのリスク増大が考えられるからです。糖質はエネルギー源であり、身体の構成成分にもなります。特に脳のエネルギー源は糖なのです。糖質と上手に付き合うのが大事です。

 腸(小腸)は消化器官であり、最大の免疫臓器です。免疫細胞は、体内の半分以上が腸に集中しており、免疫力の半分は腸が担っているといえます。腸が元気に活動してくれることがアンチエイジングではとても大切。腸を元気で保つには酷使が禁物です。暴飲暴食は避け、ときには減食するなどで、腸を休ませることも考えましょう。

 プロバイオティクス、乳酸菌などの善玉菌などで腸内の環境を整えるケアも続けたいものです。また、腸はストレスに敏感な臓器なので、ストレスをなるべく減らし、こまめに発散するよう心掛けることも大切です。ストレスがたまっているときは腸への負担を減らすよう食事の量を減らしても良いかもしれません。