

そして、600円まで予算があれば、おにぎりと惣菜数種など、多様な組み合わせができますが、そこまでカスタマイズするのは結構面倒くさいもの。ここまできたら、お弁当がおすすめです。選ぶお弁当自体は、茶色一食ではなく、できるだけ色の数が多いもの。そして、アルコール度数が強いお酒にチェイサーとしてお水を添えるように、味の濃いお弁当には味のついていない生野菜を添えましょう。パック詰めのサラダを買うと一気に予算があがってしまうので、袋に入ったカット野菜を添えると良いでしょう。
また、お弁当をベースにすると、これまでの予算帯よりもややカロリーも糖質も高まるので、食べるときには、ごはん側を奥になるようにおいていただきましょう。そうすれば、野菜料理から食べることになり、噛む回数が多くなる分、自然に早食いを防止できて、血糖値の急上昇もおさえられるから肥満予防にも有効です。
「食事を抜いても痩せない」「食べていないのに痩せない」という方っていらっしゃいますよね。それは、食べないで腸が動かない分、腸内環境が悪化することに起因しているかもしれません。
腸内環境が悪くなると起こるのは、便秘になったり、おならがくさくなることだけはありません。悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなると、必要な栄養が吸収されにくくなり、結果として代謝が低くなり、脂肪燃焼能力が低くなってしまうことも。溜めこまない体を作るためにも、免疫力をあげるためにも、心を元気にするためにも、腸内環境は整えておきたいものです。
そんな腸内環境をよくする発酵食品、といった視点からコンビニを見渡せば、ヨーグルトをはじめ、納豆、キムチ、チーズなど、100~300円程度で手に入るものばかり。キムチやチーズは一度で食べきるものではないので、一食あたりは数十円程度ですみますよね。
コンビニを利用することで、「一日一食しか食べていなかった!!!」という悪習慣から卒業できたら、そんなに良いことはありません。