このように、彼氏面を通り越して、下手すればストーカーやセクハラに発展しかねないケースもある。「彼氏面男子」に粘着されないためには、どのような心掛けが必要なのだろうか。

女性が笑っているからといって
「喜んでいる」と思うのは勘違い

 ある女性に聞いたところによると、彼女は「男性に困ったことをされると、怖くて思わず笑ってしまう」のだという。それを男性は、「喜んでいる」と勘違いしてしまうのだ。「彼氏面男子」を生まないためには、毅然とした態度を相手に示すことも必要であろう。

 逆に、男性にはこう言いたい。「女性が笑っているからといって、勘違いしないほうがいい」と。男性だって、上司や取引先に愛想笑いすることくらいあるはずだ。なぜ、自分のことになると、「相手は本心で笑っている」と思い込んでしまうのか。

 恋愛において肝要なのは、つまるところ「距離感」だ。ただし、自分から見える相手との距離を測ればいいというわけではない。距離感とは、あくまで相手と自分との距離であり、自分から見ると距離が近いように見えても、相手からすると視界に収まらないくらい、あなたが遥か遠くに見えているかもしれない。そのことを忘れないでいただきたい。

 一方、女性が毅然とした態度を示しても、「口で言っているだけで、本心は違う」「こんなにズケズケ言うからには、俺に気を許している」と“前向き”な勘違いをする男性もいる。こうなってくると、もうお手上げだ。女性は大きなトラブルになる前に、周囲の友人に相談して、説得してもらうしかないだろう。どうしても聞かない場合は、すぐさま縁を切ったほうがいい。

 世間にはびこる「彼氏面男子」たち。男性諸君、あなたが「彼女」と思っているその女性は、本当に彼女だろうか。そして、女性諸君はくれぐれも注意してほしい。もしかしたら知らない間に、あなたは誰かの「彼女」になっているかもしれないのだ。

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