「コーヒーってどうなんですか?」
ビジネスパーソンから、割とよくされる質問です。何がどうかというと、「コーヒーを1日何杯以上飲んでいる人は○○」といったデータや健康情報についてというより、「仕事中に飲むものとしてコーヒーが適しているのか知りたい」といった意味合いのものです。
カフェインの作用で思考がクリアになるのか、眠気覚ましになるのか…。確かに気になるところですが、その作用を確信できていれば、この質問をすることもないのではないかと思います。仕事中にはコーヒーが良いのではないかと淡い期待を抱きながらもそれほどの実感は伴わず、長年の習慣を変える方が面倒だからそのまま飲み続けている。実際は、そのような方が多いのかもしれません。
コーヒーとの相性には
個人差があった!
ビジネスパーソンが習慣的にコーヒーを摂っている場合、以下のようなシチュエーションがほとんどだと思います。
1、朝の目覚めの一杯として
2、オフィスでの飲み物の選択肢がコーヒーに限られているから
3、喫煙のお供に
4、残業中の眠気覚ましを目的として
5、気分転換を目的として
この内、4、5に関しては、この目的が達成されるのであれば他の飲み物でも構わないし、よく口にするものだからこそ、その効果のほどを確かめたい、となるのもうなずけます。でも、カフェインを多く含むものに期待する作用、という観点から見た場合でも、カフェインとの相性には個人差があります。夜にコーヒーを飲むと眠れなくなる、という人もいれば、何杯飲んでも関係ない人もいます。コーヒーは刺激物だといっても、同じように何杯飲んでも平気な人もいます。