スマートエイジングライフ
若返るカラダの秘訣 池内誠
【第2回】 2016年4月6日
池内 誠 [日本体育協会公認アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師]
著者・コラム紹介バックナンバー

肩こりになる人、ならない人のパソコンの使い方

 全ての動作は、背筋を伸ばし、胸を開いた状態で行いましょう。おすすめは “やりにくい方”から動かすことです。右のほうがやりやすければ、左を多めに。左右差があるときは、コリを強く感じる方を長めにやってみましょう。

 また、腕を動かすことによって、周りの筋肉がだるく感じる場合は、その筋肉が固まっている、弱っている、血行不良などが考えられので、少しずつじんわり動かしていきましょう。

 ストレッチ終了後、鎖骨や胸郭の開きを感じていただけたら、大成功です。

 肩こりになってしまったら、こういったストレッチを行うと多少すっきりします。でも、そもそも肩こりになりたくありませんよね。では、どうすれば少しでも肩こりになりにくくなるのでしょうか?

肩こりを阻止せよ!
正しい姿勢とパソコンの位置とは?

 頭と身体で正しい姿勢を理解していないと、常に悪い姿勢が身についてしまいます。身体に“形状記憶”させておかないと、長時間正しい姿勢は保てません。

 しかし、パソコン作業を行う上では、背中が丸まったり、首が前傾してくることは避けられませんよね。それならば、前回もお話ししましたが、1日に3回は正しい姿勢をとることを心がけましょう。

 椅子に座った状態の「正しい姿勢」は、以下のことに気を付けてみましょう。

(1) 背骨に沿って棒が入っていて、頭は上から吊られているような感覚で
(2) 頭は後ろに、あごを引く
(3) 肩がいかってしまったら、力を抜いて
(4) 肩は胴体の真ん中の軸より後ろにないとダメなので、しっかりと胸を張る
(5) お腹とお尻に力を入れて骨盤を安定させ、真っ直ぐを保ちましょう

 長時間、悪い姿勢をとってしまった後、正しい姿勢を脳にインプットするイメージで行うと良いでしょう。

 さて、姿勢が整ったら、悪い姿勢へ導かれないように、環境も整えましょう。

 ノート型パソコンなら、パソコンを置く位置を10~20cm上げましょう。デスクトップの場合でも、キーボードの位置が低くて首が前傾するようなら、少し高くしてみてください。胸が開いた状態でパソコンに向かえると良いでしょう。

ノート型パソコンの下に雑誌などを置いて高さをつくるのがおすすめ

池内 誠
[日本体育協会公認アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師]

1969年生まれ。1992年~96年横浜マリノス・アスレティックトレーナー、2004年ベガルタ仙台・アスレティックトレーナー、2006年~現在サッカー日本代表アスレティックトレーナー。整形外科内科に勤務する傍ら、株式会社サミーネットワークス、SmartNews株式会社内の治療室にて、あん摩マッサージ等を行う。

若返るカラダの秘訣 池内誠

40代を超えると肩・首・腰・脚とあらゆるところに不調が現れます。この連載では、現役プロスポーツ選手と一般のビジネスパーソンを今も診ている池内誠さんに、そんな不調の原因を洗い出していただきながら、意外で簡単な解決法を紹介。無理のない“簡単な続けられる方法”で、若返るカラダづくりを目指します。

「若返るカラダの秘訣 池内誠」

⇒バックナンバー一覧