●練習2
 次に、子どもの腰の高さに合った台などを使って、のぼっておりる練習です。十分注意しながらのぼって、ハイハイの姿勢でおりる体勢に持っていきます。

 体重のかけ方、足のおろし方、片足がしっかり床におりて次の動作に移るときの身体の動きなど、細かな点に気をつけて遊ばせます。
 注意しながら、台の上に立ち上がってする動作もやらせましょう。

●練習3
 最後に、低い台の上に上がり、向きを変えずに後ろへ下がる練習です。
 お母さんの手の介助と言葉がけで、「1、2、1、2♪」と、片足ずつリズミカルに動けるようにします。
 お母さんは常に子どもに、「階段は危ないから十分気をつけること」を教えてください。

 お年寄りは、わずかな段差でもつまずきます。同じように、幼児もつまずきやすいのですが、幼児は怖いもの知らずなので、向こう見ずな行動をします。
 歩く、動く、止まるなどの働きかけは、やりすぎということはありません。
十分注意しながらやらせましょう

≪競博士のひと言≫
 階段ののぼりおりは、歩けるようになったばかりの子どもには難しい運動です。
 段差を予測して、手足をどのように動かせばいいかわかっていないと、うまくできません。段差のない坂道で練習できればよいのですが、身近にあるとは限りません。
 一歩一歩どう動かし、どこに着地させるかを考えさせ、注意深くのぼりおりをさせます。
 難しい運動の仕方を覚えるときも、同じやり方です。やさしいことから難しいことへ、1つひとつ予測しながら教えます。新しいことを学習するときも同様です。
注意しながらやらせましょう。