6、「5人組」「7人衆」とセット認識された一人

「○○を立ち上げた7人衆」「××の再建に成功した5人組」など、まわりから特筆すべき成果をあげた優秀なグループだと認められている中の一人。実は、一番優秀な人と7番目に優秀な人との間にはかなりの能力差があるのだが、ひとくくりに「優秀な7人衆」とされているため、6人目も7人目も出世できる。

7、実は隠し子…?

 にわかには信じられないと思われるだろうが、なぜか出世していくと思ったら社長の隠し子だった…というケースがいまだにある(らしい)。この場合、社内の一部では公然の秘密のようになっているが、多くの人にとっては、噂はあっても、その真偽のほどはわからない。そこまで生々しい理由ではなく、「創業者がものすごくお世話になった人のご子息・ご令嬢」ということもある。

8、あの年次では一番マシ

 大企業では、まだまだ人事体系上「同期入社の中から二人はかならず役員になる」などの不文律がある。すると、人材的に不作だった年、他の優秀な同期が辞めてしまった年など「あの中では一番まともかな?」という消去法で選ばれることがある。また、M&Aで一緒になった会社なら、元の会社ごとに出世の枠があることが多い。すると、優秀な人が新しい体制に反発を覚えてみな辞めてしまった場合など、やはり「あの中では一番まともだけど、相対的に見ればイマイチ」な人が出世することもある。

9、時代の要請が来た

 急に中国に力を入れることになった会社のアジア事業の担当部長、新しい領域に進出するために某社と提携することになった場合の担当部長など、「時代の要請」によって急に脚光が当たることがある。各社で「役員になる人は必ず○○部の部長になる」など、もともと出世コースはほとんど決まっているのだが、それが大きく変わる珍しいケースである。