「それでも、心が折れそうなとき」どうすればいいのか?

 そうは、思ってはいても、苦しみから抜け出せず、心が折れそうになるときがあります。心の痛みに耐えきれず、七転八倒するときがあります。明日の光が見出せず、前に進む一歩が踏み出せないときがあります。

 そんなとき、どうすれば、心の痛みを癒すことができるのでしょうか。
「どん底」から這い上がった私の、ひとつの結論。それは、

「自分に訪れる、希望の明日を信じること」

です。今日がつらくても、「明日」があります。「明日」がつらくても、あさってがあります。「明日」という可能性に満ちた日は、いつまでも続いていきます。

 たとえ、万策が尽きても、あきらめないでください。藁でもいいから、つかんでみる。木の葉の舟が流れて来たら、乗ってみる。

「もはや、これまで」と思った、その一歩先に、新しい扉が待っています

「明日」が今日よりも素晴らしい日になることを、みなさんはまだ、信じられないかもしれません。でも、私にはわかります。

「あの経験がなければよかった」と思える出来事は、人生で、何ひとつない
のです。

 戦争を命からがら逃げきり、戦後の食糧難をきりぬけたものの、就職活動に全滅し、30歳まで海外を放浪しつつも、女ながらに、ベンチャー起業家としてダイヤル・サービス(株)を立ち上げ、「赤ちゃん110番」「子ども110番」などの「電話相談サービス」を日本中に広め、総務省・通産省・厚労省・金融庁など、44の政府の公職を歴任し、その間、想像を絶する苦難の連続の一方で、幸運にも、1985年に「郵政大臣賞」を受賞、1998年に「世界優秀女性起業家賞」を受賞、そして、2007年に日本の勲章である「旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)」を受章させていただくことができました。

 食べることすらできなかった私が、なんとかここまでこれたように、そして、私が応援してきた多くの人々がそうだったように、今がどれほど苦しくても、「明日」を信じていれば、必ず、誰もが自分らしく生きることができます。
 誰にでも平等に、可能性に満ちた「明日」が用意されているのです。

 人と比べて、決して条件がよかったわけではない私が、ここまで来ることができたのです。だから、あなたなら、きっとできます。

「Everything is going to be okay. You can do it!」
(「だいじょうぶ。きっとできる!」)


  苦しければ、立ち止まってもいい。休んでもいい。けれど、そこで終わりにしないで、一歩ずつでいいから、もう一度、前に歩きはじめてください。

明日を信じ、自分を信じていれば、「未来はあなたの思うまま」につくり出していける

と信じています。

「絶望しそうなとき、投げ出してしまいそうなとき、そんなときはこのメッセージを思い出してみてください。

 ささやかでも、あなたのお役に立てますように、心から願ってやみません。