文学や哲学、歴史を学び、
魅力的な日本人になろう

 小中学生は、郷土の歴史を知り、地元が生んだ偉人伝を読んで郷土に誇りを持ってほしいと思います。歴史を学ぶことは、時間軸を旅することだと思います。また、国内外を旅することも大切です。興味を喚起しながら旅をして、時間軸(歴史)と空間軸(地理)を広げていってほしいと考えています。

 魅力的な日本人として、正しい日本語、日本の文化や歴史をきちんと話し、異文化の理解ができること、そして人間の基本や人間力をつける上で、今こそ教養、文学や哲学、歴史や地理を学ぶことがとても大切だと思います。

 小林の秘書時代、私は徹底的に新聞のクリッピングをさせられました。切り抜いた、これはと思う記事にアンダーラインを引いて何度も読み返し、ノートに書き写し、繰り返し読んでみる。次は考えながら自分の言葉で表現してみる。この読む→比較する→深く考える→書く→表現する、という行為の繰り返しで、論理的思考力がついたように思います。

 中学生・高校生の皆さんも新聞のクリッピングや記事の書き写しなどを続けてみてください。デジタル化、グローバル化が進み、新聞の持つ意味は変化してきているかもしれません。しかし、新聞の本質や社会の木鐸という社会的使命はますます重要になっていると思います。

 将来を担う若い人にとっても、新聞や古典は貴重な情報源であり、深い思考のための ヒントになると私は考えています。

富士ゼロックスにおける社会貢献

「お客様価値創造センター」では、様々な課題解決の事例が紹介されている

 先進的な手法のみならず、設備や体制、教育をも含めた統合的なソリューションをリアルに再現し、新たなビジネスモデルの創造をわかりやすく紹介する「お客様価値創造センター」(横浜市西区みなとみらい3-6-1)。顧客が抱えるさまざまな経営課題に焦点をあて、解決アプローチを提供。顧客自身が具体的な解決策を〈共感〉〈体感〉〈実証〉できる場になっている。
 社会貢献活動に取り組むことは社会に対する責任を果たすと同時に、従業員一人ひとりに自己実現や自発性の向上をもたらし、さらに組織全体の活性化に結びつくものであると考え、社会貢献活動を積極的に実施。「新興国での教材提供」、「伝統文書の複製」の活動を展開している。また、東日本大震災の被災地支援に際し、地域の人々との対話やつながりを大切にしながら、緊急支援、復旧、復興のステップの中でさまざまな活動に取り組み、現在も支援を継続している。