また、クレジットカードは盗難にあったら使用停止すれば、被害を食い止めることができるが、現金は盗まれてしまえばそれでおしまい。セキュリティ面でもカードに軍配があがる。

 とはいっても、チップや電車、タクシーなど交通費には現金は欠かせないので、最低限のキャッシュを両替し、買い物代金などは現金払いをせずにカード払いをするのがお得ワザである。

クレジットカードよりもおトクな
ソニー銀行のデビットカード

 今年1月、クレジットカードよりもおトクなカードが登場した。ソニー銀行の「Sony Bank WALLET(以下、ソニーバンクウォレット)」というデビットカードで、海外旅行へ行くならイチオシのカードである。

 商品性の前に「デビットカード」と「クレジットカード」の違いを見てみよう。引き落とし(決済)のタイミングと利用限度額が大きく異なる。

 クレジットカードは、1ヵ月分まとめて翌月以降に口座から決済され、利用額の上限は、カード会社が個別に審査して決めており、その範囲内なら口座残高以上の買い物ができるのが特徴。

 一方デビットカードは、使ったら即時に銀行口座から決済され、「口座にあるお金の範囲内」までしか使うことができないので「お財布感覚」のカードの位置づけだ。

 デビットカードについては「以前から聞いたことはあるけれど、使ってみたことはない。最近CMなどで目にすることが増えて気になっている」という人が多い。

 確かにデビットカードは、10年以上前から存在していたのだが、加盟店や参加銀行がなかなか増えなかったので、大きく普及しなかった。ところが、昨年あたりから取り扱いがスタートした銀行との提携タイプの「VISAデビット」や「JCBデビット」は、カード会社の加盟店なら世界中どこでも使えるため、利便性は一気に高まり、注目度はアップ。

 カード会社も銀行も、一定の手数料収入を見込めるので宣伝も強化している。これにより「最近よく見聞きする」状況になったわけだ。特典やサービスは、銀行によって異なるのが特徴である。