意欲があれば「内職さん」から
正社員へ登用の道も

「従来の軽作業に加えて、パソコンを使用するデジタル系の業務が増えています」と話すのは、内職市場取締役の安達康浩さん。

 2006年に設立された同社は、現在、全国に47ヵ所に拠点を置き、3500人の作業者が登録をしている。フランチャイズ制を採用しているため、全国展開が可能なのだ。

「規模を大きくすることのメリットはいろいろあります。店舗間で内職者の稼働量を調整することで、大規模な案件や短納期の案件を請け負うことが可能となり、内職さんの収入も安定するようになります」(安達さん、以下同)

 例えば、子どもが急に熱を出した、ケガをしてしまった、急用が発生した、そんな場合も互いに協力をしあうことで、仕事を納期までに納めることが可能。店舗単位での連携強化にも努めており、仕事量が多いときなどは数店舗で対応を行っているという。

 内職をするうちに、もっと働きたいと思えば、社員への登用もある。実際に現在、同社の常務取締役を務める女性は、内職のスタッフとしてスタートし、仕事ぶりや明るい性格が好評で正社員に登用。今は管理部門の担当役員として、会社の中枢として働いている。こういう昇進例もある。