「反抗期の子どもを論破する親」がどれだけ危ういか、当事者が医師に聞き尽くす。
「反抗期の子どもを論破する親」がどれだけ危ういか、当事者が医師に聞き尽くす。
川代紗生(かわしろ・さき) 1992年、東京都生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。2014年から書き始めたブログ「川代ノート」が注目を集め、「親にまったく反抗したことのない私が、22歳で反抗期になって学んだこと」など、平成世代ならではの葛藤を赤裸々に綴った記事が人気を博す。「天狼院書店」の店長時代にレシピを考案したカフェメニュー「元彼が好きだったバターチキンカレー」がヒットし、看板メニューに。メニュー告知用に書いた記事がバズを起こし、2021年2月テレビ朝日系『激レアさんを連れてきた。』に取り上げられた。現在は、フリーランスライターとして活動中。2022年2月、「生きづらさをエネルギーに変える方法」について模索したエッセイ『私の居場所が見つからない。』(ダイヤモンド社)を出版。【Twitter】@kawashirosaki
「反抗期の子どもを論破する親」がどれだけ危ういか、当事者が医師に聞き尽くす。
田中茂樹(たなか・しげき) 1965年東京都生まれ。医師・臨床心理士。文学博士(心理学)。京都大学医学部卒業。共働きで4児を育てる父親。信州大学医学部附属病院産婦人科での研修を経て、京都大学大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)修了。2010年3月まで仁愛大学人間学部心理学科教授、同大学附属心理臨床センター主任。現在は、奈良県・佐保川診療所にて、プライマリ・ケア医として地域医療に従事。病院と大学の心理臨床センターで17年間、不登校や引きこもり、摂食障害やリストカットなど子どもの問題について親の相談を受け続けている。これまで5000回以上の面接を通して、子育ての悩みを解決に導いてきた。著書に『子どもが幸せになることば』(ダイヤモンド社)、『子どもを信じること』(さいはて社)、『去られるためにそこにいる』(日本評論社)などがある。