企業財務の論客が激論【前編】「PBR1倍割れ」の真因と解決策を示す
西山 茂 教授(にしやま しげる) 早稲田大学経営管理研究科(ビジネススクール)教授 早稲田大学政治経済学部卒業。ペンシルバニア大学ウォートンスクール修士課程修了(MBA)。1984年監査法人サンワ事務所(現有限責任監査法人ト-マツ)入社。日本企業および外資系企業の会計監査、企業買収支援、株式公開支援などの業務に従事。95年に西山アソシエイツを設立して代表に就任。企業買収支援や株式公開支援、経営管理体制構築、教育研修などの業務を担当。2002年より早稲田大学で教鞭を執り、06年より現職。同大学院では会計・財務分野の研究、教育を担当。学術博士(早稲田大学)。公認会計士。上場公開企業の社外役員等も歴任する。
企業財務の論客が激論【前編】「PBR1倍割れ」の真因と解決策を示す
大上 高充(おおうえ たかよし) 同志社大学大学院ビジネス研究科客員教授 横浜市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学経営学修士課程修了(MBA)。1985年立石電機(現オムロン)入社。中国本社戦略部部長、制御機器事業経営企画室長を経て執行役員グローバル理財本部長就任。オムロン独自の「ROIC逆ツリー」や、PPMの導入・展開を主導し、東京証券取引所「企業価値向上表彰」の大賞を受賞するなど、同社の企業価値向上に貢献した。中小企業基盤整備機構東工大横浜ベンチャープラザのチーフインキュベーションマネージャーとして、スタートアップの育成に取り組む。同志社大学大学院ビジネス研究科客員教授、京都大学経営管理研究部研究員。
企業財務の論客が激論【前編】「PBR1倍割れ」の真因と解決策を示す
橋本 勝則(はしもと かつのり) 東京都立大学大学院経営学研究科特任教授 慶應義塾大学商学部卒業、デラウェア大学修士課程修了(MBA)。1978年YKK入社。86年同社英国子会社の財務最高責任者(CFO)としてM&Aや欧州持株会社・欧州統括会社の設立を実行。90年デュポン経理部。米国デュポンの自動車関連事業部FP&A、持分法会社財務報告グロ-バルプロジェクトリーダー、内部監査マネジャーなどを経て、99年デュポン東京トレジャリーセンタートレジャラー。2002年同社取締役財務部長、13年同社取締役専務執行役員。14年同社取締役副社長に就任後は、ダウ・ケミカルとの合併・3社分割プロジェクトなどを率いた。20年より現職。21年東芝取締役。
企業財務の論客が激論【前編】「PBR1倍割れ」の真因と解決策を示す
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日置 圭介 (ひおき けいすけ) re-Designare LLC代表 南山大学経営学部卒業、英国立ウェールズ大学経営学修士課程修了(MBA)。2001年PwCコンサルティング入社。02年からIBMビジネスコンサルティングサービス、07年からデロイト トーマツ コンサルティング、20年からボストン コンサルティング グループ(BCG)。デロイトでは執行役員パートナー、BCGではパートナー&アソシエイトディレクターを務めた。メドレー社外取締役就任を機に、23年re-Designareを設立、代表就任。12年日本CFO協会主任研究委員、19年日本CHRO協会主任研究委員、23年より両協会シニア・エグゼクティブ。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師。著書に、『ワールドクラス の経営』(共著、ダイヤモンド社、2020年)、『ファイナンス組織の新戦略』(編著、日本経済新聞出版社、2009年)がある。
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