古来、龍神の力を借りた多くの先人たちが願望を成就させ、成功を手にしてきました。数々の武将をはじめ、現代に至っても龍神を祀る神社を信仰する政財界人を挙げればきりがありません。ですが、数ある神の中で、なぜ龍神だったのか。その理由は、龍神の持つ神としての特性にあります。
『龍神とつながる強運人生』など龍神にまつわる著作を多数持つ大杉日香里さんは、延べ1万社以上の神社を参拝してきたスペシャリスト。ここでは、龍神の力を借りて運を上げ、どんな望みも実現する方法を紹介した『龍神とつながる強運人生』より再構成して紹介します。(初出:2018年7月25日)(初出時より再構成いたしました)

大杉日香里の近影© 大杉日香里

そもそも龍神とは
何なのか?

なぜ、成功者は龍神を祀る神社を重要視するのか? その理由は、龍神の持つ神としての特性にあった!【書籍オンライン編集部セレクション】大杉日香理(おおすぎ・ひかり)
著書累計36万部のベストセラー作家。
子どもの頃から日本史に興味を持ち、全国各地で参拝した神社は延べ2万社となる。その経験を活かし神社風土史を提唱。神社で行うアクティブラーニングである『神旅®』にはこれまでに延べ1万人以上を動員。神社風土史を通じて、個人の可能性の発掘と社会での活かし方を伝えている。これまでの活動に、神田明神と共同開催した特別体験型参拝や、船橋市での起業セミナーでの歴史と経営の重要性についての講演、衆議院会館での選挙に勝つ神棚講座などがある。著書に『「龍使い」になれる本』(サンマーク出版)、『龍神とつながる強運人生』(ダイヤモンド社)などがあり、海外でも翻訳出版されている。

 龍神とは何か。
 一言でいうなら、地球を守ってくれる存在です。

 龍神は天地を自由に動き回る存在です。
 龍神が動くところに「流れ」が起こります。そして、雲を動かし、風を吹かせ、雨を降らせています。
 つまり、気象、海流、地熱の流れをつかさどる存在が龍神です。

 地球上には数多くの龍神が存在し、本来は、地上での自然災害の被害が大きくならないように、流れを調整するべく地球上を動き回っているのです。

 この星には多くの生きとし生けるものが存在していますが、私たち人間もその一員として成長していけるよう、龍神たちがサポートしてくれています。
 地球にとってみれば龍神は心強い味方であり、なくてはならない存在だといえるでしょう。

 彼らは物理的な体をもたないエネルギー体であり、アマテラスオオミカミやスサノオノミコトのように、この世界を守る「神様の仲間」です。

龍神が人に力を貸す
切実な理由

 今、龍神は、人間と協力し合って地球をよりよくしていきたいと本格的な活動を始めています。
 なぜ、龍神が人間に力を貸してくれるのか。それは、人間が発展して地球全体がよい方向へ向かっていくことが、龍神界の発展にもつながるからです。

 龍神界には、龍神、龍蛇神、龍、蛇が属しています。
 人間の行動によって地球の環境が害されると、地球の自然環境を調整するために動き回っている龍神の動きにも乱れが生じてしまいます。これは彼らの望むところではありません。

 この龍神界の存在たちは、他の神様と深く関わり合っています。