半導体・電池・EV 台湾が最強の理由予告Photo:zf L/gettyimages

かつて電子立国を標榜した日本は、世界のエレクトロニクス産業において後退する一方だ。それと裏腹に、今まさに日の昇る勢いで産業力を見せつけているのが台湾である。半導体の「最重要企業」TSMCを生んだ台湾が、電池、EVへとウイングを広げつつある。特集『半導体・電池・EV 台湾が最強の理由』はダイヤモンド社が提携する台湾メディア、「財訊」の特集を基に、3月21日(月)から26日(土)までの全6回にわたって電子強国・台湾の全貌を解明する。

#1 3月21日(月)配信
東芝・日立・NEC…日の丸半導体「没落」の2大原因をTSMC創業者が辛辣喝破

半導体・電池・EV 台湾が最強の理由#1Photo:SOPA images/gettyimages

 半導体受託製造の世界最大手である台湾TSMCは、世界の半導体供給を左右する重要企業だ。時価総額はトヨタ自動車の倍近くに達している。この巨大企業を生み出したTSMC創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏がロングインタビューに応え、日本の半導体が没落した理由について辛辣に言及した。

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#2 3月22日(火)配信
台湾の「半導体強者」はTSMCだけじゃない!周回遅れ参入でも半導体戦争で勝てた48年史

半導体・電池・EV 台湾が最強の理由#2Photo:Mailson Pignata/gettyimages

 時価総額約60兆円を誇るTSMCを筆頭に、台湾からは半導体の重要企業が続々と誕生している。だが産業史から見れば、台湾はかなりの後発国。米国や欧州、日本に比べ周回遅れで参入した半導体戦争で、なぜ台湾が今、圧勝しているのか。台湾の半導体48年全史には、日本が負けた理由も透けて見える。

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#3 3月23日(水)配信
日本が逃した大チャンス「通貨高」を、台湾は経済躍進の絶好機と歓迎する理由

半導体・電池・EV 台湾が最強の理由#3Photo:yaophotograph/gettyimages

 日本が5年ぶりの円安水準に突入しているのとは裏腹に、台湾はこのところ、自国通貨である台湾ドルの上昇に直面している。かつての日本が「輸出にマイナス」と嫌った通貨高について、台湾では経済躍進の絶好機と歓迎する声が出ているという。いったいどういうことか。

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#4 3月24日(木)配信
台湾が韓国をGDPで間もなく逆転!なぜ「永遠のライバル」に勝てるのか

半導体・電池・EV 台湾が最強の理由#4Photo:PIXTA

  台湾と韓国の間には多くの共通点がある。かつて「アジア四小龍」にそれぞれ数えられ、いずれも電子産業を柱とする台韓は、似ているが故にお互いライバルと意識してきた。2000年代以降は韓国が優勢だったが、ここにきて台湾が1人当たりGDP(国内総生産)で韓国を逆転しそうだという。何が起こったのか。

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#5 3月25日(金)配信
トヨタ・日産・パナソニックに食い込む、台湾「電池の黒子」企業の全貌

半導体・電池・EV 台湾が最強の理由#5Photo:MF3d/gettyimages

 台湾には「電子の島」として、エレクトロニクス企業がますます集積しつつある。強いのは半導体だけではない。脱炭素時代を迎え需要が急増する電池産業でも、重要企業が生まれている。トヨタ自動車や日産自動車などに食い込む台湾「電池の黒子」の全貌を紹介する。

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#6 3月26日(土)配信
台湾がEVで見出す「4つのビジネスチャンス」、半導体の次は自動車産業攻略へ

半導体・電池・EV 台湾が最強の理由#6Photo:Viaframe/gettyimages

 世界的に進むEV化のチャンスを、商魂たくましい台湾企業はもちろん虎視眈々と狙っている。エンジン車の時代には自動車業界で優位に立つことができなかった台湾企業が、EVの波で見いだす「四つのビジネスチャンス」とは。

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Key Visual by Noriyo Shinoda

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