ダイヤモンド・オンラインplus
身近になった電子マネーをはじめ、決済サービスの進化が目ざましい。「便利な支払い機能」にとどまらず、マーケティングツールとしての役割など新たな可能性に注目が集まる。

企業にとって営業力強化は最優先課題の1つ。しかし、そのための道筋が描けていない企業は多い。営業力を強化し、継続的に目標を達成する営業組織をつくるためには、「率」のマネジメントがカギを握る。つまり、各営業マンが自らの営業活動の「歩留率」を意識して行動するようになればよい。そこで欠かせないのが目標から逆算したKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の設定である。ソフトブレーングループの野部剛氏が、営業力強化に向けた具体的アプローチを解説する。

タクシー業とは、サービス業である──。それが、国際自動車が掲げる理念だ。では、サービス業としてのタクシー会社に求められるホスピタリティとは何か。

宅だけでなく医療・介護分野でも 豊富な実績を持つ積水ハウス。その実績や介護事業者とのネットワークを生かし、サービス付 き高齢者向け住宅での土地活用を検討する土地オーナーを 強力にバックアップしている。

高齢者向けの住まいの不足が問題となる中、政府が供給促進を図っているのが「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」だ。注目が高まるサ高住とはどのようなものなのか、施設との違いは。

第1回
7月24日、城山三郎経済小説大賞受賞記念講演会で、作家の佐高信氏と対談しました。その中で、リーダーに必要なものは何かという話題になったのです。

景気回復の兆しが見えつつあるものの、大学新卒者の就職はまだ厳しい局面が続きそうだ。そうした中で、早期のキャリア教育による学生の意識向上やインターンシップなどの活用によって社会の実際を知るなどのプログラム強化を進める大学が増えた。これらの取り組みに対し、学生はもちろんのこと、企業側からの評価も高まっている。

タクシーを「困ったときの移動手段」から、「日常的に気軽に利用できる乗り物」に変えたい。kmグループ国際自動車のさまざまな取り組みの狙いは、その1点にある。では、それを実現するために必要とされることとは何か。百貨店、病院、ホテル、医療団体。国際自動車の提携事業の中から4事例をリポートし、「サービス業としてのタクシー」の本質を明らかにしていく。

ものづくりの技は、日本の製造業最大の強みである。とはいえそれは、経験や勘といった属人的要素に依存するところが大きく、受け継ぐ仕組みがなければ、企業競争力は衰えることになりかねない。生産現場でこの問題が叫ばれ始めてから数年が経過した今、ようやく「解決の手段」を手にすることができるようになった。ものづくりのノウハウが凝縮されたソリューションを導入した企業は、着実に成果を上げ始めている。

製造業を取り巻く環境は厳しく、競争力を強化するうえで、生産プロセスの“見える化”は喫緊の課題である。そこで、真っ先に着手すべきは、在庫の最適化とリードタイムの短縮化だ。生産管理システムの性能は日進月歩で向上しており、大きく変動する受注の波、短納期化、少量多品種化といった動きに対応したプロセス改革は効果が出やすい。決め手は、導入パートナーの選別にある。

マンションの大規模修繕は、建物の経年劣化に対応し、分譲時の水準まで「戻す」作業だ。さらに、陳腐化した建物性能を「上げる」改良作業も欠かせない。2つを同時に行うバリューアップ改修が今、大きな注目を集めている。

タクシーの仕事は「人を運ぶ」ことである。しかし、私たち利用者がタクシーに求めることは、ただ単に「運ばれる」ことだろうか──。そんな問いに対し、タクシーをサービス業として捉え、ドライバーが誇りを持って利用者と向き合うための取り組みを続けているのが「km」のブランドで知られる国際自動車だ。藤森健悦社長に、「人」を軸とした戦略について聞いた。

今後数十年内に起こると想定されている巨大地震、東海、東南海、南海、首都直下などによる地震被害は甚大で、被害額は国家予算をはるかに超える額になるという。東京大学生産技術研究所の目黒公郎教授に、地震防災対策の秘訣を聞いた。

論理的な考察力や分析力、実験における作業の協調性、チーム研究におけるリーダーシップの資質などが育成されることから、自然科学にとどまらず、広い分野での活躍が期待されている理工系の人材。理工系人気の背景と学生たちを支える環境について、日本物理学会 キャリア支援センター長である栗本猛教授に聞いた。

電力消費を抑える「省エネ」から、電気を創る「創エネ」、あるいは貯める「蓄エネ」へ。今、企業や家庭でのエネルギー対策は大きな転換点を迎えている。再生可能エネルギーの代表格、太陽光発電では普及の拡大と共に技術者の育成が、また蓄電池の分野では安全性確保に向けた技術的課題が大きなテーマとなっている。電力を賢く使う「スマート化時代」の課題と今後の方向性をレポートする。

2006年創業のベンチャー、エリーパワーは、家庭やオフィス向けの大型リチウムイオン蓄電池の開発・製造・販売で業界をリードしてきた。同社は今回、新たに家庭向けの大容量蓄電システム「パワーイエ・シックス」をリリースした。その安全思想に込められた企業理念、高機能化に向けた取り組みを見てみよう。

日本人の生命保険の加入率は9割を超えるといわれている。一方で、時代やライフステージに応じて、保険の契約を見直したいと考える人も年々増えている。その人に最も合った保険とは何か──。それを客観的にアドバイスできる立場にあるのが、複数社の保険商品を取り扱う総合保険代理店だ。多様な社会に最適なシステムとして、急成長を続けているグッドウインの門田修社長にその可能性について話を聞いた。

成功している製造業の共通項は、販路をしっかりと確立していて、ブランド力があることだ。このブランド力は、技術力と言い換えてもよいだろう。日本の中小企業の生き残りは、大量生産品ではなく、技術力を背景に高く売れるものを目指すことにある。

スイスの高級腕時計ブランド、タグ・ホイヤーと、ダイヤモンド社によるミニ講演。ゲストにベストセラー「人事部は見ている。」の著者である楠木新氏を迎え、ダイヤモンド社人材開発部編集部副部長の間杉俊彦が話を聞いた。

現場主体の改善力は、日本の製造業最大の強みである。とはいえそれは、“現場任せ”という意味ではない。経営戦略を遂行する中で製造現場がいかに“工夫を重ねる”か、その自由度を管理するということだ。優れたマネジメントは、現場のブラックボックスを放置しない。今風に言えば「プロセスの見える化」だ。これをスピーディに実現するには、IT軸と業務軸の両方に精通したシステムインテグレータの支援が欠かせない。
