爆買いから爆セックスへ、中国14億人の根源的な欲望はどこへ
栗下直也
中国では長らく一人っ子政策など生殖への支配が続いた歴史もあり、性にオープンな印象は薄いが、ここ10年ほどでめまぐるしく変わってきたという。…
2019.5.31
読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイト「HONZ」から、週末読書にオススメのノンフィクション本のレビューをお届けします。HONZが対象とするのは小説を除くすべての本です。サイエンス、歴史、社会、経済、医学、教育、美術、ビジネスなどあらゆる分野の著作が対象です。
栗下直也
中国では長らく一人っ子政策など生殖への支配が続いた歴史もあり、性にオープンな印象は薄いが、ここ10年ほどでめまぐるしく変わってきたという。…
2019.5.31
西野智紀
増加するペット由来の野放しネコ(イエネコ)が生態系、環境、公衆衛生に及ぼす影響を、科学的根拠に基づいて丹念に示したのが本書『ネコ・かわいい…
2019.5.24
新井文月
本書は縄文時代の土偶や埴輪など、中でも可愛らしい作品から、仏像や中世絵巻と近代絵画に至るまで、「ゆるカワ」美術作品にフォーカスした一冊だ。…
2019.5.17
首藤淳哉
女の子が現実とは違うビジュアルへと自分を加工する技術。これを「盛り」という。スマホなどで写真を加工することはいまや珍しくないが、ここでいう…
2019.5.10
首藤淳哉
『団地と移民』は、長年にわたり排外主義の問題を追いかけてきた著者が、日本各地やパリ郊外の団地の最前線で起きていることをルポした一冊だ。かつ…
2019.5.3
足立真帆
コンビニのレジの人、どこの国の人だろう? 技能実習生が失踪って、なぜそんなことに? 移民に関する政策ってどうなっている? 日本に「暮らす」…
2019.4.26
西野智紀
本書は日本の社会問題の一つである孤独死の現状と特殊清掃の現場、そして亡くなった人々と特殊清掃人たちの人生を綿密な取材によって浮き彫りにした…
2019.4.19
仲野 徹
ポモドーロ・テクニックをご存じだろうか。生産性をあげるための必殺技である。なんら難しいものではない。25分を一単位にして仕事を区切る。ただ…
2019.4.12
堀内 勉
著者の山口揚平氏は、軽井沢と東京に居を構えながら一日3時間だけ働くというおだやかな暮らしを実践しているコンサルタントであり、またこれからの…
2019.4.5
刀根明日香
時は昭和40年、女性の色気ある仕草やお客との目配せ、弾む会話に香水の香りなどとともに東京銀座の華々しい世界観を本書は詳細に描き出し、読者は…
2019.3.29
堀内 勉
アメリカの中流家庭に育った著者は、努力型の秀才で、名門私立高校フィリップス・アカデミーから奨学金つきでハーバード大学に進学した。そして、た…
2019.3.22
田中大輔
“この本はブスの自虐エッセイではない。れっきとした実用書である。”という前書きから始まるこの本を私はビジネス書コーナーでみつけた。『ブスの…
2019.3.15
仲野 徹
多くの人は、旅行に出かける前と旅行中にガイドブックを読むだろう。それではどのようなガイドブックが優れているか。まずは、見るべき場所がたくさ…
2019.3.8
首藤淳哉
世の中にはうまく言葉を発することができない人がいる。耳は聞こえ、声を出すこともできるのに、言葉が詰まってしまい、なめらかにつなげていくこと…
2019.3.1
堀内 勉
本書は、NHKの『ラジオ深夜便』の人気コーナーである、『絶望名言』を書籍化したものである。著者の頭木弘樹氏は、大学3年の時に難病にかかり、…
2019.2.22
冬木糸一
『小さなチーム、大きな仕事』の著者(というか会社)による最新作は、たくさん働いたって成果なんか上がらないしやめようぜ、休暇もいっぱいとろう…
2019.2.15
峰尾健一
災害・テロ・事件・事故。もしもの時の、とっさの判断が本書のテーマである。有事に何をすべきかを並べたマニュアル的な内容ではない。なぜ、人は非…
2019.2.8
栗下直也
戦場は危機に満ちている。いつ敵の襲撃があるかわからない。やるかやられるか。だが、危機は敵だけではない。過酷な環境下、自らの体調を崩すことも…
2019.2.1
吉村博光
本を開いたとき、「ウザすぎる!残業武勇伝」という見出しが目に入った。残業武勇伝とは、「終電まで残業した」「連続で何日も出勤した」などと自慢…
2019.1.25
山本尚毅
理系か文系か、この二分法は、日常に浸透し、まるで血液型のように、はじめて会う人同士の話題になることが多い。そして、文系であるか理系であるか…
2019.1.18