自称ガイドブック読みの達人が教える
優れているガイドブックとは
これまで隠していたが、ガイドブックを読むのがうまいと自負している。多くの人は、旅行に出かける前と旅行中に読むだけだろう。わたしの場合は違う。旅行から帰ってきて、再度、必ずガイドプックを熟読する。
そうすることによって、ガイドブックに書かれていた怪しげな情報がわかる。それ以上に、自分が発見した、ガイドブックに載っていなかったことが浮き彫りになる。この経験を繰り返すことによって、自称ガイドブック読みの達人になったのである。
では、どのようなガイドブックが優れているか。まずは、見るべき場所がたくさん載っていることが必要だ。知らない場所に行くのである。何があるかわからない。たいがいの場合は時間に限りがある。となると、できるだけ多くのことを挙げてもらって、そこから選ぶ必要がある。
つぎに、あまり説明されすぎていないこと。美しい写真がいっぱいあって、見どころが詳細に書かれていると、いざ行った時に感動が薄れがちになる。かといって、あまりに説明が少ないと、なんのこっちゃわからんので、これは程度が難しい。