南シナ海で米国が全面対決姿勢、中国が発する「回避のシグナル」
莫 邦富
米中関係は風雲急の状態が続いている。だが7月14日、米国はさらに重大な一歩を踏み出した。南シナ海の領有権をめぐる問題で、初めて米国は中国を…
2020.7.16
地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。
莫 邦富
米中関係は風雲急の状態が続いている。だが7月14日、米国はさらに重大な一歩を踏み出した。南シナ海の領有権をめぐる問題で、初めて米国は中国を…
2020.7.16
莫 邦富
東京大学社会科学研究所の丸川知雄教授がフェイスブック上で、NTTがNECに出資して中国のファーウェイに対抗するべく国産5G連合をつくるとい…
2020.7.2
莫 邦富
1年ほど前から、筆者は蘇州市を走る地下鉄S1号線の工事に関する情報に注目している。それは、単なる地下鉄の工事の進捗を超えた内容が隠されてい…
2020.6.18
莫 邦富
2014年から5月20日を「520」は「我愛你(あなたを愛する)」と語呂合わせで解釈し、さまざまなイベントが行われるようになった。今や中国…
2020.6.4
莫 邦富
新型コロナウイルス感染の心配はまだ完全に解消していないが、感染拡大は一応抑えられた中国では、急速に日常的な話題が人々の関心を集めるようにな…
2020.5.21
莫 邦富
緊急事態宣言の延長が決まった日本に対して、いち早く経済回復への取り組みが始まった中国では、現在、前例のない対策が施行されている。コロナ禍が…
2020.5.7
莫 邦富
コロナ感染を一足先に抑え、武漢の封鎖を解いた中国だが、やはり人々はコロナ感染が再び深刻化することを恐れている。会議や多人数の打ち合わせなど…
2020.4.23
莫 邦富
中国でスタバをしのぐほどの勢いで成長していたコーヒーショップ・チェーンが、巨額の偽装取引を暴露され、集中砲火を浴びている。背後には空売りを…
2020.4.9
莫 邦富
新型コロナが発生・蔓延した責任を巡り、米国と中国がお互いを非難し合い、一時は一触即発の深刻な状況に陥った。しかし、9日間続いた対立は一瞬で…
2020.3.27
莫 邦富
新型コロナウイルスの新規感染者数は、このところ中国国内よりも海外の方が多くなる逆転現象が起きている。感染者が海外から中国に入国して感染を広…
2020.3.12
莫 邦富
都市封鎖で新型コロナウイルスの感染を阻止する作戦を全土で展開している中国。足もとでは、一部の経済活動を復活させようとしている。そんな中、彼…
2020.2.27
莫 邦富
新型コロナウイルスの猛威が日本を襲い、「マスク狂騒曲」を生み出している。在日中国人社会にはマスクの買い占めなどに警鐘を鳴らす人々が多い一方…
2020.2.13
莫 邦富
2003年春先、SARSの嵐が吹き荒れていた中国を、今また新型肺炎の嵐が襲っている。激震地は武漢だ。中央政府によって封鎖された現地は、逃げ…
2020.1.30
莫 邦富
中国人が日本人と仕事をするとき、現地でしか食べられない中華料理を紹介すると、感動されることがある。中国人にとっても、日本人からこうした中華…
2020.1.16
莫 邦富
中国が掲げる「一帯一路」の重要拠点でありながら、中国人でさえも日常でほぼ接点がない旧ソ連の小国・アルメニア。まして日本人には、同国の実情な…
2019.12.19
莫 邦富
中国出張が多いビジネスパーソンは、航空会社の運航体制のルーズさに悩まされることが多い。かつて彼らの定時運航は本当にいい加減なものだった。最…
2019.12.6
莫 邦富
中国では2000年代以降、広大な国土に電話やインターネットなどの通信網が整備された。それは辺境の地で暮らす人々の生活さえ激変させた。今や行…
2019.11.22
莫 邦富
1980年代、改革・開放の波に乗って、中国には日本の映画やドラマがたくさん輸入され、一世を風靡した。今、海外に発信されるソフトパワーでは、…
2019.11.8
莫 邦富
中国は今や監視社会だ。都市部を中心に、監視カメラと顔認証システムのネットワークが網の目のように張り巡らされ、中国人の行動規範を大きく変えつ…
2019.10.25
莫 邦富
先月、中国の陝西省を訪問したとき、これまで経験したことのない気候の変化に遭遇した。秦嶺山脈の南方と北方で、降雨量や気温に驚くほどの差がある…
2019.10.11